がん検診による有効性とは、がん検診を受診する集団全体のがん死亡率の低下が科学的に示されていることにより評価されます。厚生労働省研究班によるガイドラインでは、がん検診の有効性について下記のように示しています。
◆がん検診の有効性
<死亡率減少効果の十分な根拠がある>
◎子宮がん(頚部)の細胞診
◎乳がんの視触診とマンモグラフィの併用(50歳以上)
◎大腸がんの便鮮血検査
<死亡率減少効果の相応な根拠がある>
◎胃がんのX線検査
◎乳がんの視触診とマンモグラフィの併用(40歳以上)
◎肺がんのX線検査と喀痰細胞診の併用
◎肝がんの肝炎ウイルスキャリア検査