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治らなくても生きる希望を

寝て、テレビを見て、泣いてばかりだった生活も、医療スタッフの支えもあって変わり始めた。週に一度訪れるボランティアからは絵手紙の書き方を習っている。10日の母の日には、同じく闘病中の母(75)に「元気になったら会いにおきます」とカーネーションの絵を添えて手紙を出した。病室に様子を見に来ていた担当の原口勝医師(52)が「あれはカーネーションのつもりだったんですね」とからかった。女性は「もっとうまくならないと」と照れ「ここまで元気になれたのは、先生たちの励ましのおかげです」と涙をこぼした。原口医師は、那珂川病院に勤務するようになった4年前まで九州がんセンター(福岡市南区)などで外科医を務め、朝から夕までがんの手術にあたっていた。手術に追われ、ベッドサイドで患者と会話ができるのは、夕方以降のわずかな時間。退院した患者がどんな生活を送っているのかも知ることができない。「手術だけでは患者の苦痛は取り除けない。24時間、最期まで患者と向き合いたい」との思いが募り、緩和ケア病棟の開設準備をしていた那珂川病院に移った。(西日本新聞)

May 31, 2009 09:58

ホスピス
がん患者の痛みや不安を和らげるためのホスピス医療を行う緩和ケア病棟。人生の最期を穏やかに迎えてもらおうと広がってきたが、闘病で傷ついた心身を癒し、再び前向きに生きる力を与えるために必要な施設でもある。福岡市南区の那珂川病院の4階にある緩和ケア病棟には20の個室がある。その一室に入院する女性(53)が、これまでの闘病生活について話してくれた。ズボンのすそをめくって見せたふくらはぎには、抗がん剤の副作用でできたあざがいくつも残っている。「あきらめたり希望を持ったりの繰り返しだけど、6月1日を退院の目標日に決めて頑張っています」 女性は2005年春にせきが止まらなくなり、訪れた病院で肺がんと診断された。リンパ節や頭部、骨にも転移していて手術は不可能だった。抗がん剤や放射線の治療を続けたが、昨年末、医師から「これ以上治療はできない。緩和ケア病棟を探してください」と告げられた。「緩和ケア病棟はがん患者が生涯を終える場所でしょう」。そう思っていた女性は医師に迫った。「ほかに薬はないんですか。治療を続けてください」けれど今年1月から緩和ケア病院に入院し、痛み止めの投与などを受けながら静養した結果、体力は回復していった。入院当初はほとんど歩けなかったが、最近は300メートル離れたスーパーまで散歩にでかけることもある。(西日本新聞)
May 30, 2009 09:24

医療費助成
医療機関を受診している人の数は、B型肝炎とそれによる肝硬変、肝臓がんを合わせて約10万人、C型が約50万人です。ただしウイルスキャリア(持続感染者)そのものは、B型は100万~130万人、C型が150万~190万人と推定されています。キャリアに比べ治療を受けている人が少ないのは、検査を受けていないため自分がキャリアであることを知らない方も多いでしょうが、インターフェロン治療にお金がかかることも大きな原因だと思います。そこで国では、将来の肝硬変、肝臓がんを防ぐことを目的としてインターフェロン治療の医療費助成を行っています。患者さんの所得によって、月々の自己負担額を1万円、3万円、5万円のいずれかに定め、残りは全額公費で負担する制度です。適用となる期間は標準で48週ですが、難治性のタイプであり、かつ治療を継続すれば効果が見込める場合は、72週まで延長することが今年度から可能になりました。(朝日新聞)
May 29, 2009 10:46

インターフェロン治療
ウイルスが陽性であることがわかった場合の治療法は、かつては肝機能改善薬による治療が一般的でしたが、これは症状の進行を遅らせることしかできませんでした。しかし現在はインターフェロン注射を一定期間投与することで、体からのウイルスを取り除く、つまり肝炎を根治することが可能になりました。日本では1992年に最初のインターフェロン治療が認可され、さらに2004年からペグインターフェロンとリバビリンを併用した新しい治療法が始まりました。2剤併用することにより、治療効果も上がりました。またペグインターフェロンは週1回の注射でよいので、患者さんの肉体的および精神的な負担も軽くなり、「インターフェロン治療はつらい」というイメージはずいぶん変わりました。またインターフェロン治療に経験を積んだ国内の肝臓専門医の数も増え、副作用に早めに対処し患者さんがどうしてもつらい場合はインターフェロンの種類を変更するといった手法も確立されましたので、全然怖がる必要はありません。(朝日新聞)
May 28, 2009 08:47

肝炎ウイルス
ウイルス感染の主な経路は、以前であれば輸血や注射などの医療行為のほか、B型の場合は出産時の母子感染などによる感染ンもありました。ただし感染から重症化するまでには長い時間がかかる上、自覚症状が乏しいので検査を受けない限り感染の事実を知りようがなく、ようやく発見されたときにはそもそも何が原因だったのか本人にも分からないケースがほとんどです。適切な処置をせず肝炎を放置しておくと、やがて肝硬変、肝臓がんへ移行することがあるため、なるべく早く検査を受け治療を始めることが大切です。対処が早いほど完治の可能性が高くなるのですから。肝炎の検査は、市町村の検診や、地域の保健所、医療機関で受けられます。内容は血液検査だけですので気軽に受けることができますし、都道府県の検査であれば費用も無料のところも多いです。
May 27, 2009 08:30

沈黙の臓器
B型とC型を合わせた肝炎ウイルス感染者数は300万人以上と推定され、「国内最大の感染症」ともいわれるウイルス性肝炎。治療が遅れると肝硬変や肝臓がんに至ることもある難しい病気ですが、今年度からは公費助成によるインターフェロン治療がさらに利用しやすくなり、治療成績の向上と将来の肝臓がん予防に大いに役立つものと期待されています。そもそも肝臓とは、大まかに、人間が生きていく上で必要な物質の代謝・合成、体内外の毒物の解毒、エネルギーの合成・貯蔵の三つが肝臓の主な働きです。このように人間が生きていく上で大変重要な臓器ですが、病気になってもなかなか自覚症状が現れないことが大きな特徴で、「沈黙の臓器」とも呼ばれています。肝炎とは、肝臓に炎症が起き、肝細胞が破壊される病気です。原因別にウイルス性、アルコール性、薬物性、そのたの四つに大別されますが、このうち最も多いのがウイルス性肝炎で、日本では全体の約8割を占めています。このウイルス性肝炎はウイルスの種類によってAからEの五つの型がありますが、このうち慢性肝炎、肝硬変、肝がんへと進展するのは、日本ではB型とC型がほとんどです。
May 26, 2009 10:14

多様な治療法
手術を受けたくない、受けられない人へのアドバイスは、早期がんなら、治療せずに定期検査で経過を見る待機療法で済む場合もあります。しかし進行してさまざまな症状が出てきたら、その人の体の状態をよく知る泌尿器科専門医などに相談して、ホルモン療法や放射線治療を始めてください。手術後の再発の診断基準は?手術後のPSA値は低い値で変動することもあり、注意が必要ですが、一般的にはPSA値0.1以下が5年間保たれれば完治と判断します。逆に、0.4を超えてくると、がん細胞の取り残しや転移があるとみて追加療法を考えます。ホルモン療法の合併症と限界については?ホルモン療法は男性ホルモンの働きを抑えるため、副作用も特異です。4~5分程度のほてりや、食欲増進、胸のふくらみ、肝機能障害のほか、髪の毛が増えることもあります。副作用が強い場合は薬剤を変更します。薬剤の効果が落ちてきたら?一般的には継続します。男性ホルモンを栄養に増殖するがん細胞を抑え続けるためで、一方でがん細胞そのものを攻撃する抗がん剤などを併用したりします。(西日本新聞)
May 25, 2009 09:23

前立腺がんと共に生きていくために

PSA(前立腺特異抗原)検査はどこで、どれ位の費用がかかるか?泌尿器科の専門病院で受けられます。血液検査ですから、検査設備がある病院なら2時間前後、検査センターに委託する病院でも1週間前後で結果が出ます。福岡市の検診では自己負担は1000円です。一般の医療機関では、これに受診料などが加算されます。前立腺肥大症とがんの関係は?前立腺肥大症は前立腺の内腺に発生する良性腫瘍で、悪性腫瘍の前立腺がんとは異なり、骨やほかの臓器に転移しません。前立腺肥大症から前立腺がんに進行することはないと考えられています。ただ、症状が似ているので案団に注意が必要ですね。(西日本新聞)

May 24, 2009 10:17

多い骨転移、治療は多様
再燃前立腺がんは85%の確率で骨への転移が見られることから、骨を守る治療も重要です。がん自体に対するホルモン療法に併せて、痛みやしびれ、骨折などの負担を軽くするために骨転移進行を遅らせたり、症状を改善する治療をします。骨転移の進行を遅らせるのに効果的なのが、ビスホスホネート剤です。骨転移を進める破骨細胞の働きを抑えて骨を守り、病巣の進行を抑制します。3~4週間に一度、15~30分の点滴で投与するため外来での治療が可能です。ただし発熱やあごの骨に副作用が出ることもあります。痛みなどの症状を抑えるには、放射線照射や鎮痛剤、痛む部位を取り除く手術をします。痛みを抑えないと前立腺がんと戦う力も失われますから、強い痛みがある場合にはモルヒネなどの麻薬も積極的に使います。医療用麻薬は適正に使えば依存症に陥ることはありません。大切なのは、自分の症状と治療の内容を理解して、がんとうまく付き合うつもりで治療に臨むことです。(西日本新聞)
May 23, 2009 10:17

再燃・進行前立腺がんの治療
ホルモン療法の効果が落ちた状態を再燃前立腺がんといいます。残ったがん細胞が再び増殖に転じてPSA値が上昇し、前立腺の肥大化による排尿障害や、がん細胞の骨転移による痛みが出ます。今のところ特効薬はないのですが、年齢や社会生活、身体機能に合わせていろいろな治療を組み合わせ、症状を和らげることは可能です。主な治療法は三つ。ホルモン療法の変更と、抗がん剤の投与、骨転移に対する治療です。ホルモン剤の変更から始めて、効果が出なくなった場合は抗がん剤を使った化学療法に切り替えます。日本でも2008年からドセタキセルという抗がん剤が保険適用されています。3~4週間に1回の点滴治療を通院だけで続けることができますが、食欲不振や体のだるさなどの副作用があります。(西日本新聞)
May 22, 2009 10:30

メリットとリスクを考慮して
もう一つは、またの間から前立腺に放射線を放出する長さ4.5ミリの針を80~100本埋め込み、体の内側から照射する組織内照射法です。針を埋め込むのは2時間程度ですが、3日から1週間の入院が必要になります。いずれの放射線治療も手術に比べて副作用は軽いのですが、放射線治療後は手術療法を選択できなくなります。服薬か注射のみのホルモン療法は、体への負担が少なく、進行がんには年齢を問わず第一の選択となります。精巣(睾丸)を取り除く手術や、皮下注射、女性ホルモンの内服薬などで男性ホルモンの作用を抑える薬を内服する方法があります。リスクとして、性機能障害や太りやすくなるなどがあり、長期間の治療で効果が弱くなることもあります。(西日本新聞)
May 21, 2009 09:44

前立腺がんの初期治療
実際の治療は、早期には手術や放射線照射などの局所療法、進行していれば男性ホルモンを抑えるホルモン療法が一般的です。がんの病期や悪性度、年齢、全身の状態などを基に、単独か組み合わせで治療方針を決めます。根治の可能性が最も高いのは、前立腺と精のう腺を切り取り、ぼうこうと尿道を縫い合わせる手術療法。3~4時間で手術でき、入院期間は2~3週間です。最近はおなかに小さな穴をあけてカメラや超音波メスを挿入する腹腔鏡下の手術もあります。いずれも手術の負担に耐えられる体力が必要なことから、適応年齢に限りがあります。また前立腺の横の神経を痛めて勃起障害に陥ったり、尿漏れなどの合併症が起こるリスクもあります。一方、体への負担が少なく、年齢を問わず受けられるのが、がん細胞を死滅させる放射線治療。体の外と中から当てる二通りがあり、体の外から当てる外部照射は週5回、1回につき5分から10分程度の放射線照射を7週間実施。通院だけで済むのがメリットです。(西日本新聞)
May 20, 2009 10:33

PSA検診で早期発見可能
診断ではまず、病気の有無を調べるスクリーニングを実施。肛門から直腸に指を入れて前立腺の大きさや硬さなどを調べる直腸診や、棒状の超音波探子を直腸に挿入してがんや結石の有無を調べる超音波検査など、方法はいくつかあります。中でも有効なのは、前立腺でつくられるタンパク質PSAの血中濃度を調べる検査。がん化すると大量のPSAが分泌されるため、80%の確率で病気の有無がわかるのです。ただし前立腺肥大症や前立腺炎でも、血中のPSA値が高くなる場合があります。その場合は、前立腺の組織の一部を切り取ってがん細胞の有無を調べる組織検査「針生検」をして確定させます。一般的に採取は六カ所程度ですが、鹿児島大学病院では取りこぼしを防ぐため12カ所を採取します。前立腺がんと診断されたら、CTやMRI、放射性物質を使って骨の状態を調べる骨シンチグラフィーなどで、病気がどの段階にあるのか調べます。(西日本新聞)
May 19, 2009 00:00

前立腺がんの疫学と診断
高齢化社会を背景に、前立腺がんが急増している。進行は比較的緩やかなため早期発見できれば治癒しやすいが、進行すれば骨に転移して痛みや骨折を伴うケースも多いという。前立腺がんの危険因子は人種や年齢、家族歴などで、かつては欧米人に多い疾患だったのが、最近では日本でも食事の欧米化で動物性脂肪摂取量が増えたために急増しています。2020年には日本人男性の患者数が、肺がんに次いで二番目に多くなるという予測もあるほどです。しかし前立腺がんの進行はゆっくりで、初期には自覚症状がなかったり、尿が細くなったり、頻尿になる程度。またの間が痛んだり、足がむくんでくると、骨への転移まで進行している場合があるのでやっかいです。ただし、進行がゆっくりな分、早期発見して根気よく治療すれば、がん細胞の増殖を抑えて完治も可能です。症状を感じたら、すぐ専門医に診てもらってください。(西日本新聞)
May 18, 2009 09:14

がんと向き合うため グループ療法

厚生労働省の研究班が2008年にがん患者約8千人を対象にしたアンケートでは、半数近い48.6%の人が不安など心の問題を抱えていたことがわかった。具体的には、再発・転移の不安・将来に対する漠然とした不安・死を意識など。告知されたとき、治療からこれまで、現在と、時期によって患者が抱える悩みの中身が変わることも判明。その時々に合わせた適切なサポートが求められている。がん患者を精神的にサポートする「サオコオンコロジー(精神腫瘍学)」は2077年に米国で生まれ、がん患者や家族への心理的な援助が、がんの治療にもプラスの影響を与えることが分かってきた。日本でも90年代に取り組みが始まったが、普及は遅れている。厚労省研究班が全国のがん診療連携拠点病院286施設を対象に患者や家族のサポート体制について行った調査では、グループ療法を実施している施設はわずか7施設。実施できない理由で最も多かったのは「トレーニングを受けたスタッフがいない」だった。そこで研究班は2007年から、グループ療法のファシリテーター(司会者役)を養成する講座を全国で開いている。昨年までの2年間で、医師、看護師、臨床心理士ら1000人を超える医療従事者が受講。うえお乳腺外科の久保田さんもその一人だ。 「がん患者さんのためのグループ療法マニュアル」は「こころのリエゾン」からダウンローデできる。(朝日新聞)

May 17, 2009 13:13

がん患者 心もケア 2

「がんの告知を受けた時に頭が真っ白になりませんでしたか。『そんなわけはない』と思ったり『がんと闘っていこう』と前向きになったり。時間をかけて病気を受け入れる。それが適応です」と久保田医師。「不安、うつ状態、不眠になることもありますが、この段階なら親しい人に相談などして回復できます。でもうつ病に進むと、その治療に時間がかかってしまいます。食欲不振や肩こりなど体の症状が表れる『仮面うつ病』もあるので要注意です」 久保田さんの話を受けて再び患者同士の話が弾む。「自分の病気より職場や家族の生活のことが気になった。かえってそれがよかったかも」 「ボーっとしたり、涙が出たりするときもあった」 1時間はあっという間だ。複式呼吸などでリラックスしてミーティングが終わる。グループ療法では、そこで話したことは外には漏れないから安心して本音を出せる。一人では気付かなかった解決法が身つかることもある。院長の上尾さんは「乳がん専門施設だから、こうした手法を取り入れやすいのかもしれない」と話す。一般の病院と違い、患者は全員が乳がんを患った女性なので連帯感が生まれやすい。2002年の開院直後から、手術室に入る患者を励まそうと、患者中間が並んで見送るのが恒例になっているほどだ。(朝日新聞)

 

 

May 16, 2009 09:44

がん患者 心もケア
がんを告知されて平静でいられる人は少ないだろう。悲観、楽観を繰り返し、やがて正面から向き合えるようになる。しかし病気を受け入れられず抑うつ状態になる人も約3割にのぼる。患者の心のケアにどう取り組むか。医療現場での取り組みは始まったばかりだ。大分市にある乳がん専門施設「うえお乳腺外科」は今年3月から、グループ療法(集団心理療法)による患者の心のケアに取り組んでいる。同時期に手術した5~7人がひとつのグループになり、毎週土曜日の午前、1時間のミーティングを行う。入院中に1回、退院してから4回、計5回のプログラムだ。午前9時半、再発予防のための術後の抗がん剤治療を始めたばかりのメンバーが集まった。司会役の久保田陽子医師が「この1週間、どう過ごされましたか」と切り出す。話題は副作用による脱毛。「髪を洗うたびにポロポロ抜けて。分かっていたけどつらい」「ヘアピースを着けたら暑くて。夏場が不安」「抜けたところがヒリヒリして、触ると痛いよね」 久保田さんは近況報告が一段落したところで医学情報を伝えることにしている。(朝日新聞)
May 15, 2009 10:22

乳がん闘病記著者 大原まゆさん死去
乳がんとの闘病記「おっぱいの詩」(講談社)の著者、大原まゆさんが、札幌市内の病院で9日に亡くなっていたことがわかった。26歳だった。12日に近親者で密葬を行った。大原さんは札幌市教育委に勤務していた2003年9月、21歳で乳がんの宣告を受けた。翌年、闘病生活をつづったブログを開設。2005年、抗がん剤治療のつらさや気持ちの浮き沈み、家族や友人の支えなどをまとめた手記を出版した。2007年にはこの手記を原作にした映画「Mayu-ココロの星ー」(松浦雅子監督)が公開された。各地で乳がん検診の重要性を訴える講演を行うなど、乳がん撲滅を訴えるピンクリボン運動にも積極的に参加。2006年6月に乳がんが再発、今年4月に病状が悪化し、入院していた。(朝日新聞)
May 14, 2009 09:27

白血病生徒の受験拒否
長崎県で今春、白血病(小児がんの急性リンパ性白血病)を患う女子中学生(15)が私立高校から受験を断られるという出来事があった。治療中だったことから風邪などの感染を防ぐため、個室での受験を求めたが、高校側の答えは「対応できない」だった。女子生徒はその後、別の私立や公立では受験を認められている。どこに違いがあったのか。どんな場合に受験を拒否できるか定めた法令はない。文部科学省によると、規定を作れば、スポーツ推薦など多様な入試を妨げてしまうからだ。ただし、「安易に拒否していけないのは当然」という。関係者の考え方も分かれる。中学教諭を長く務めた法政大の尾木教授は「学ぶ権利は誰にでもある。私立も都道府県から助成金をもらっており、公的責任がある。校長室や応接室を使うなど方法はあった」と話す。一方、富士見丘中・高校の校長で日本私立中学高等学校連合会の吉田会長は「私立は公立と違い、学校で判断できる裁量が大きい。助成金も全額もらっているわけでない。できる配慮はすべきだが、一人のために対応が難しい場合もある」と話す。女子生徒は「受験できなくてショックだったが、気持ちを切り替えた。高校に入学できて夢への一歩を踏み出せたので、前向きに頑張りたい」と話している。(朝日新聞)
May 13, 2009 09:06

上皮内新生物

異型細胞(正常の細胞とは顔つきが異なる細胞)が見られるが、異型細胞が上皮内にとどまっていて、上皮の外には浸潤していない。上皮内にはリンパ管・血管が通っていないため、転移している可能性はない。上皮内への浸潤も転移もないため、病変を取りきれば根治する。(例:皮膚のボーエン病、子宮頚部の上皮内がんと高度異形性・大腸粘膜がんなど)   *大腸のみ腫瘍細胞が粘膜(上皮・基底膜・粘膜固有層・粘膜筋板)内にとどまっているものも「上皮内新生物」と定義されている。(WHO分類)

 

May 12, 2009 09:45

乳がんの早期発見へマンモグラフィーを
「母の日」にちなみ、福岡県宗像市の市民グループ「むなかたMAMMA(マンマ)」は10日、乳がんを早期発見する乳房専用のエックス線撮影装置「マンモグラフィー」検診を呼びかける啓発運動を同市内で行った。同グループは2007年7月、同市のマンモグラフィー検診向上を目指して発足。メンバーは主婦13人で、うち松永代表を含む6人が、検診で乳がんを発見し治療を受けている。この経験から、年に6回のペースで市内の大型店舗前やイベント会場で、女性に検診の大切さを訴えるキャンペーンを続けている。この日は午後1時30分から、同市のゆめタウン宗像前で、女性に「乳がんのマンモグラフィー検診はお済ですか」と語りかけ、啓発のチラシとエコバッグを配った。(西日本新聞)
May 11, 2009 09:14

新生物とは
新生物とは、「新たに形成される物」という意味で、一般に腫瘍と呼ばれています。私たちの体は、約60兆個の細胞からできており、これらの細胞はそれぞれの役割を果たし、ある一定の調和を保っています。「新生物」とは、このような正常な細胞が変化して生まれるもので、体全体の調和からはずれた、過剰な増殖を示すものをいいます。
May 10, 2009 21:43

上皮内新生物とは
上皮内新生物は腫瘍細胞がそのまま上皮内(大腸は「粘膜内」)にとどまっている、すなわち基底膜(大腸は粘膜筋板)を超えて浸潤をしていないことが悪性新生物(がん)との大きな違いです。上皮内には血管・リンパ管は通っていないため、上皮内新生物の場合は、消退するものもあります。悪性新生物の特徴(浸潤・転移)を満たしていないため、悪性新生物=「がん」とは区別されています。「浸潤」していないため、「転移」の可能性はありません。病変を完全に切り取ってしまえば、100%治癒するといってもよく、再発の可能性はない。この点は良性新生物と同じ。大腸の粘膜内がん(上皮内新生物)であれば、通常内視鏡を用いて病変を切り取ることで完治する。
May 09, 2009 16:19

がんとは
正常な細胞は必要なときだけ分裂し、必要な分だけ増えると分裂をやめ、寿命がくると死滅します。従って細胞の数が増え続けることはありません。一方「がん細胞」は例外で、増殖が止まりません。もともと正常だった細胞が何らかの原因で変異を起こし、増殖止まらなくなってしまいます。さらに、同じ場所で増殖するだけでなく、すぐ近くの臓器に侵食したり(浸潤)、血液やリンパ管を通じて離れた場所にある臓器に転移してそこで増殖したりする結果、体がむしばまれていくのです。「がん」が他の病気と大きく異なり「悪性」と言われるのは、この「浸潤」「転移」という性質を持っているからです。そしてこの性質によって「がん」は再発し、また人を死に至らしめる可能性があるのです。
May 08, 2009 12:36

介護利用 値上げじわり

介護事業者に支払われる報酬が、4月から3%引き上げられました。介護サービスの値段が上がり、サービスを利用する人の自己負担分も増えるケースが出てきました。負担を抑えるため、サービスを減らさざるを得ない人もいます。一方で、報酬引き上げは介護職員の処遇改善が目的ですが、実際には事業所によって対応が分かれています。自己負担を軽減するには・・・高額介護サービス費制度では、介護サービスの1割の自己負担が一定の額を超えた場合に、超過分が払い戻される仕組みがある。負担の上限額は所得に応じて定められており、住民税が課税されている単身世帯の場合は37200円。介護保険の利用限度枠を超えた全額自己負担分は対象外。(朝日新聞)

 

May 07, 2009 09:46

子育て情報 教え合い

福岡県が開設している子育て支援のホームページ「ふくおか子育てパーク」が人気だ。県内の子育てグループの紹介や子育て講座などから様々情報が得られるだけでなく、悩み相談やおすすめ料理が書き込めるコーナー、地域のイベント紹介など受け手からも情報が発信できる双方向性も子育て世代の強い味方になっているようだ。HPは県立社会教育総合センターが2005年10月に開設した。初年度のアクセス数は126000件だったが、2006年度は65万件、2007年度は147万件とうなぎ登りに。2008年度も135万件を超える人気サイトに成長した。ホームページのURLはここ。(朝日新聞)

 

May 06, 2009 10:33

乳腺嚢胞症と線維腺腫

乳腺嚢胞症とは、女性ホルモンの働きによって乳腺に液体がたまった状態で、その袋(嚢胞)の大きさは数ミリから数センチ位です。通常は治療は必要ありませんが炎症を起こした場合は注射針で液体を抜いたり、薬物治療をしたりします。まれに嚢胞にがんが発生することがあり、超音波検査が必要です。女性ホルモンの変化で嚢胞ができたり、消えたりすることがあります。閉経後はほとんど消えます。乳腺線維腺腫は、乳腺にできる良性の腫瘍です。表面はつるりとして、よく動きます。通常は大きさも変わらず、がんになることもありませんが、大きくなった場合、しこりだけ切除します。嚢胞症や乳腺線維腺腫と確認されれば、がんの心配はありません。(朝日新聞)

May 05, 2009 10:23

勉強会「本当は怖い皮膚がん」

福岡ホスピスの会・第61回勉強会「本当は怖い皮膚がん」が、10日午後2時~4時まで福岡市中央区大名2丁目の大名町カトリック教会4階で開かれる。講師は福岡赤十字病院皮膚科部長の古賀哲也氏。入場料は一般1000円、会員500円。事務局の電話は092-874-6321、ファクス092-874-6322

県民健康づくりセミナー「見過ごされやすい『高齢者のうつ』」が、12日午後2時から福岡市博多区の福岡県医師会館で開かれる。講師は県医師会理事の瀬戸裕司氏。無料。事務局の電話は092-431-4564   (西日本新聞)

May 04, 2009 16:09

がん五つ克服 86歳女性

ゴールデンウイークに福岡市で開かれる「博多どんたく港まつり」のパレードに福岡市南区長住1丁目の藤本倫子さん(86)が参加する。藤本さんはかつて、五つものがんを克服した体験を持つ。パレードへは、設立6周年を迎える青葉の会が昨年に続いて、がん患者や家族、医療関係者に呼びかけ、約150人が参加する予定。藤本さんは60歳のときに子宮がんが見つかり、手術を受けた。それから15年後に胃がんと大腸がん、胆のうがん、舌がんが見つかり、手術を受けた。手術の際は麻酔こそ受けたが、病院では抗がん剤はおろか、一服の薬も飲まなかったという。手術から3週間後には退院した。大腸にはポリープがまだ残り、医師は手術を勧めたが、「また帰ってきます。そのときは宜しくお願いします」と強引に退院した。周囲の友人や知人は「用心しなさい」と気遣うが、藤本さんはそのたびに「病は気から。自分が落ち込んだら駄目。風邪をひいたのと同じと思えば、ちゃんと克服できる」と繰り返してきた。パレードのチーム名は「がん・バッテン・元気隊」。博多弁で「がんだけど元気」と「がんばって」をかけた。(朝日新聞)

May 03, 2009 11:34

がん検診受診者が大幅減少
がん検診受診者が大幅に減っていることが対がん協会支部への調査で分かりました。昨年4月~12月に市町村から受託した受診者数を調べました。啓発活動が盛んな乳がん検診は前年と比較し25000人増えましたが、胃98000人、肺264000人、大腸72000人、子宮25000人、、それぞれ減りました。なぜでしょうか。市町村の多くは受診の利便性を考え、健康診断とがん診断をセットで実施しています。昨年度から特定検診・保健指導(いわゆるメタボ検診)が導入され、自治体は国民健康保険加入者にたいしてだけ検診を義務付けられました。サラリーマンの妻などは企業の義務となり原則として市町村では受けられず、それが影響して減少したとみられます。今年度のがん検診事業支援として総務省は、地方交付税を前年度の倍の1300億円に大幅に増やしました。使い道は市町村が自由に決められるので、間違いなくがん検診に使われるよう、住民の皆さんが注視してください。(朝日新聞)
May 02, 2009 17:14

胃X線検査
胃X線検査では、炭酸ガスを出す発泡剤と高濃度造影剤のバリウムを受診者に飲んでもらう。ガスで胃を膨らませ、胃壁にバリウムを付着させ、炭酸ガスは黒く、バリウムは白く写るようにコントラストをつける。受診者がバリウムを飲み終えて胃のぜん動運動が起こるまでの数分間に、様々な角度から写真を8枚撮らなければならない。胃がんは胃壁の粘膜にできる。早期だと、ひだとひだの間の模様の乱れが写真に写る。検査時にげっぷをしたり、食物が胃に残っていたり、検査前のたばこやガムで胃液の分泌が促進されたりすると、胃壁の凸凹がみえにくくなり、検査の効果が半減しかねない。受診者の自覚が求められる。胃内視鏡検査で見えにくい部分が、胃X線検査でわかることもある。(朝日新聞)
May 01, 2009 10:04


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