最近はCTですりガラス状の淡い影がよく見つかるとのことですが、がんかどうか、どのように見分けるのですか。がんの場合は形が丸く、境界がはっきりしていることが特長です。ただ、がんか炎症か区別がつかないことも多いので、少し時間をおいて再度CTを撮り、影が消えたり小さくなったりすれば炎症と判断します。がんの場合は縮小手術ができます。ほとんど淡い影の場合は部分切除、淡い影の中に濃い部分ができた場合は区域切除を選びます。現在、こういった縮小手術の臨床試験が行われています。(朝日新聞)