協議会は、患者委員以外はがんセンターや大学病院の医師、県医師会、看護協会や薬剤師の代表など医療の専門家ばかりです。患者は、自分と家族の病気については一通りの知識はあるのですが、がん医療全般や政策には素人です。会議で議題になっている内容も専門的で難解ですし、専門家の中で発言するというのは気後れすることなのです。協議会は基本的に公開ですから、元気隊のみんなで傍聴しようということになりました。後ろに仲間が控えていると思うと患者委員さんも発言しやすいでしょうし、私たちも勉強になります。そうこうしているうちに県のがん対策担当者ともお近づきになり、このたび<「私のカルテ」が繋ぐがん治療~がん診療地域連携クリティカルパスの運用>という公開講座を共催することになりました。患者が自分のカルテを持ってがんの病診連携にかかるということはどういうことなのか、関心がおありの方は福岡県医師会館または福岡県健康増進課(092-643-3270まで)。(西日本新聞・波多江伸子の「新・楽しい患者ライフ」より)