胃がんは、昔から日本が「世界一多い国」というレッテルをずっと張られています。男性では死者は肺がんに次いで、女性も大腸がん、肺がんに次いで多いです。しかし、男女とも胃がんによる死者は昔にくらべると減っています。ヘリコバクター・ピロリ菌の感染者が減っているのが大きな理由の一つです。ピロリ菌を除菌して検診を受ければ、多くの人は胃がんで命を落とさずに済む、予防可能ながんです。しかし、予防の意識がまだ浸透していません。胃がん検診の受診率は低いのが現状です。検診で早期にがんを見つけられないと、治すことができません。続く・・・。(朝日新聞)