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膵臓がん 内視鏡で探る
自覚症状が少なく、「沈黙のがん」ともいわれる膵臓がん。見つかったときには、すでに進行していることが少なくない。最近は、画像診断の精度が向上し、2センチ以下のがんを早めに見つけて根治できるケースも増えてきている。愛知県の浅野一枝さん(62)は今年2月、膵臓から分泌される消化酵素の数値が高いと、医師に言われた。精密検査で腹部に超音波を当てて調べると、膵臓の中心を通って、十二指腸に膵液を運ぶ主膵管(通常1.5ミリ~2ミリ)が約8ミリに腫れていた。膵臓がんが疑われ、入院して次々に検査を受けた。約3週間後に先端に超音波装置がついた内視鏡による検査(EUS)で、1センチ強のがんが見つかった。幸い、転移はなく、4月にがんの手術を受け、今は趣味のカメラを手に撮影旅行にも出かけるほど回復した。「自分は幸運でした。早く見つけていただいたことに感謝しています」。(朝日新聞)
Dec 30, 2011 09:53

治った ATL
子どもの反対を押し切って、趣味だった夫婦二人の海外旅行を再会すると言い出した。中田さんは「家に閉じこもるのもよくない。2人で決めたことなら」と、特に反対しなかった。退院から3カ月もたつと、香港、インドネシア・バリ島、台湾と飛び回った。旅行先から、闘病を応援してくれた移植コーディネーターの山崎奈美恵さん(38)に、毎日のように絵はがきを送った。今年の夏、飲み続けている免疫抑制剤の副作用で骨がもろくなり、左足の大腿骨が壊死していることがわかった。札幌の整形外科医院で9月、人工関節を埋め込む手術を受けた。手術後のリハビリはきつかったが、「抗がん剤に比べれば、大したことはない」と思えた。移植から3年、ある日の診察で女性は、夫婦の闘病を支えてきた中田さんに「治ったんですね」と言われた。そういえば、移植から続いていたせきが減り、夫の小言も少なくなった。「必死で闘ってきた気持ちを切り替えて、これからどう生きていくか考えよう」。最近やっと、そう思えるようになった。朝日新聞・患者を生きる・感染症・ATL より)
Dec 29, 2011 09:16

食べる・歩く 日常が新鮮
成人T細胞白血病(ATL)を発症し、2008年7月に札幌北楡病院で骨髄移植を受けた北海道小樽市の女性(67)の体には、正常な白血球が増え始めていた。「移植細胞がこんなになじむことがあるのか」。主治医の中田さん(42)が驚くほど、経過は順調だった。移植細胞が本人の体を攻撃する移植片対宿主病も皮膚の所々が赤くなるだけで深刻な合併症はなかった。9月末、女性は退院した。一般的な骨髄移植患者より、2週間以上も早い退院だった。免疫抑制剤や抗生物質、血圧や胃の薬など6~7種類の薬を飲むことになった。小樽の自宅に帰ると、ささいなことを新鮮に感じた。郵便局まで自分の足で歩いていける。好きな魚を食べられる。「日常生活ってこういうことなんだ」とうれしかった。週1回の通院はやがて、月1回に減った。ただ、再発の不安は常にあった。夫(71)も、気持ちが沈むことが多かった。「落ち込む暇もないくらい楽しくしていれば、きっと病気にもいいはずだ」。(朝日新聞・患者を生きる・感染症・ATL より)
Dec 28, 2011 16:23

白血球が増え始めた
6月、提供者が決まった。北陸地方に住む50代の女性と知らされた。「すぐにでもお礼を言いに飛んでいきたいくらいだ」と、夫は感謝の言葉を繰り返した。移植の約1週間前に女性は無菌室に入り、抗がん剤治療を終えた。7月8日夕方、午前中に採取された提供者の骨髄が病室に届いた。間もなく女性への点滴が始まった。夫は無菌室のガラス越しに、骨髄液が入った赤い点滴袋をフックに下げる医師を見ていた。心の中で「きっと大成功だ」と声をかけた。点滴のあいだに、女性は眠りに落ちた。目を覚ますと、いつもと同じだるさと共に、ひじの内側や内ももなどが所どころ赤くなり、かゆくなり始めた。移植された細胞が女性の体を攻撃している「移植片対宿主病」の症状だ。下痢も激しく、無菌室内のトイレに何度も駆け込んだ。ほぼ毎日、血液検査で白血球の数を調べた。検査結果のメモを、女性は丁寧にファイルに残した。移植の15日目から、事前の抗がん剤治療で激減した白血球が増え始めた。移植された骨髄が新しい白血球をつくり始めた証拠だ。「やたな。大成功だ」。だるさが残る女性よりも、夫の方が、大喜びだった。(朝日新聞・患者を生きる・感染症・ATL より)
Dec 23, 2011 09:56

ミニ治療
小さいころのHTLV-1ウイルスへの感染をきっかけに、成人T細胞白血病(ATL)を発症した北海道小樽市の女性(67)は2008年1月、病気を完全に治すため、札幌北楡病院で骨髄移植を受ける準備を始めた。異常な白血球を作ってしまう女性の骨髄に、同じ白血球の型(HLA)を持つ健康な人の骨髄液を移植すれば、正常な白血球が作れるようになる。提供者を見つけるため、HLAの型が合う確立が高い女性の実弟と、子ども3人の型を調べたが、合わなかった。2月、骨髄バンクに提供者の検索を依頼した。春から中田匡信さん(46)が主治医になった。一般的な骨髄移植では、患者本人の骨髄の機能を失わせるため、事前に大量の抗がん剤と放射線による治療をする。中田さんは女性の体力を考慮して、抗がん剤の量を減らし、放射線をあえて省く「ミニ移植」を行うことにした。これだと副作用を軽減でき女性への負担も少なくできる。「提供者はまだですか」。夫(71)は女性を見舞うたびに、移植コーディネーターが詰める部屋にも顔をだした。(朝日新聞・患者を生きる・感染症・ATL より)
Dec 22, 2011 09:16

骨髄移植に望みをかける
ATL患者の多くは、60歳前後で発症する。体力が衰え始め、抗がん剤の副作用に耐えきれない場合も多い。抗がん剤が効いてがん細胞が消えても、再発率は高い。骨髄移植で正常な白血球が作れるようにならないと、完治はあり得なかった。「座して死を待つよりベストを尽くそう」と、夫は何度も女性に言い聞かせた。「お父さんの言う通りだ」。次第に女性も、移植に望みをかけるようになっていた。野口晋佐さん(34)ら3人の担当医は、移植が可能かどうか、繰り返し議論していた。骨髄移植で目安となる上限年齢は65歳。当時、女性は63歳だった。「年齢とともにリスクは高まり、2~4割は命を落とす。放蕩に移植が最善の方法か」。ある日、移植コーディネーターの山崎奈美恵さん(38)が、ふらりと女性の病室に顔を出した。患者それぞれの状況を見ながら、骨髄移植について解説したり、相談に乗ったりするのが山崎さんの仕事だ。「移植をしたいのに、移植の話まで進まない」。夫婦は訴えた。早速、山崎さんの仲介で、夫婦と担当医チームが、初めて移植について話し合った。抗がん剤はよく効き、異常な白血球は明らかに減っていた。「リスクも分かっていただけるなら」。移植に向け、準備が始まった。(朝日新聞・患者を生きる・感染症・ATL より)
Dec 21, 2011 09:11

つらい抗がん剤治療
成人T細胞白血病(ATL)と診断された北海道小樽市の女性(67)は、2007年8月から、札幌北楡病院で抗がん剤治療を受け始めた。重い副作用に悩まされることが続いていた。高熱で全身が重く、体のあちこちが痛んだ。午前3時に腰痛で目を覚まし、ナースコールを押すこともたびたびだった。抗がん剤治療が3サイクル目に入った10月は、特に苦しかった。医師や看護師が重苦しい表情で「抗がん剤は、つらいですか」と尋ねるのは、「この人はもうすぐ死ぬ」と思っているからではないか・・・。心配する言葉にも、疑心暗鬼になった。でも、死ぬわけにはかなかった。夫婦で営む医薬品を扱う会社の経理を、放り出したままだ。市の民生委員も20年間続けてきた。女性の訪問を心待ちにしている人たちがいるはずだ。病気について調べていた夫(71)は早くから、「骨髄移植しかない」と思っていた。(朝日新聞・患者を生きる・感染症・ATL より)

Dec 20, 2011 09:04

つらい治療 家族が支え
ブラシで髪をとかすと、ベッドに髪の束がバサバサと落ちた。院内の美容院に頼み、病室で、残った髪をそり上げた。カツラを作ったが、鏡の中の自分はしわだらけで、「80歳のおばあさんみたい」に見えた。誰にも会いたくなかった。だが夫(71)は、毎日だれかが病室に顔を出すように3人の子どもとシフトを組んだ。そばに人がいるほうが安心だと考えた。東京にいる友人たちにも電話をかけて、見舞いを頼んだ。「とにかくベストをつくそう」と、女性に繰り返した。「弱音を吐いたら、がんばっているお父さんに申し訳ない」。夫の必死さに引きずられるように、女性も自分を奮い立たせた。気分が悪くても、見舞い客は決して断らなかった。食事も闘いだった。抗がん剤の副作用で口内炎ができ、口に食べ物を入れるだけで激しく痛んだ。それでも「食べないと負けてしまう」と、1時間以上かかってもすべて平らげた。つらいときは、生まれたばかりの孫のことを考えた。「元気になってこの手で抱くんだ」。何度の自分に言い聞かせた。(朝日新聞・患者を生きる・感染症・ATL より)
Dec 19, 2011 09:09

ATLと診断
北海道小樽市で、医薬品を扱う会社を夫婦で営む女性(67)は、2007年夏、札幌市の札幌北楡病院で成人T細胞白血病(ATL)と診断された。がんによる胸水や腹水の影響で、女性のおなかは妊婦のように膨れ上がった。担当医の野口晋佐さん(34)が病室を訪ねると女性はベッドに横になり、肩で息をしているような状態。すぐに抗がん剤治療が始まった。ATLを引き起こすHTLV-1ウイルスは主に、母乳で母から子に感染し、数%の人が白血病を発症する。潜伏期間が長く、発症は60歳前後がほとんど。女性も母からの感染と考えられたが、他界した母に尋ねようもない。むしろ、すぐに調べたわが子3人にウイルスはなく、「母さんが守ってくれている」とほっとした。8種類の抗がん剤を3通りに組み合わせ、1週間づつ点滴を受ける標準治療を受けることになった。点滴を受ける3週間は入院し、1週間は休むというサイクルを6~7回繰り返す。治療が始まってすぐ、髪が抜け始めた。見舞いに来た長女が気づいた。「お母さん、髪が・・・・」。(朝日新聞・患者を生きる・感染症・ATL より)
Dec 18, 2011 09:36

ATL
「成人T細胞白血病(ATL)という病気です」。夫はがくぜんとした。ATLは「HTLV-ウイルス」というウイルスが原因で起こる血液のがんだと、新聞か雑誌で読んだことがあった。主に母乳で母から子へと感染し、治療は難しいと書かれていた。「大変だ。最初から大きな病院へ連れていけば良かったのに、おれは失敗したのか」。すぐに、女性が肝炎の治療のため20年来通っている専門医に電話をかけ、札幌市の札幌北楡病院を紹介してもらった。道内では、白血病の骨髄移植を最も行っている病院だった。一方、女性は「白血病」と聞いても、人ごとのようにしか受け止められなかった。夫の勢いに押されるように毎日、札幌北楡病院を受診した。血液検査の結果、正常だと丸い白血球が、花びらのように変形していた。ATLの中でも最も深刻な状態に特有な症状だ。一刻も早く、抗がん剤治療を始める必要があると言われた。入院準備のため、いったん自宅へ戻った。手当たり次第に衣類をカバンに詰めたものの、「すぐ治って退院するんだから」と思っていた。このときはまだ、病気の深刻さを分かっていなかった。(朝日新聞・患者を生きる・感染症・ATL より)
Dec 17, 2011 09:07

風邪でもないのにだるい
こんなにだるいの、初めてだわ・・・。4年前の7月末、北海道小樽市の女性(67)は突然、体調不良に襲われた。風邪でもないのに体が重く、食欲もわかない。目をさましたときからしんどかった。夫(72)と友人と、仙台七夕まつりを見に行く計画だった。だが、人ごみを歩き回る自信が持てず、ひとりで留守番することにした。8月3日、夫を送り出してから、近所の内科医院を訪ねた。女性を診察した医師は淡々と点滴を打ち、胃薬やせき止めの薬などを出した。「そんなものかな」と女性も思った。「血液検査をしてないのか」。6日、仙台から帰った夫は、女性から報告を聞いたとたん、怒りだした。夫婦で医薬品を扱う会社を30年以上営んでおり、病気にかかることには一家言あった。夫のあまりの剣幕に背中を押され、女性は再び内科医院を訪ねた。翌日、夫の携帯電話が鳴った。血液検査の結果を知らせる内科医院の医師からだった。(朝日新聞・患者を生きる・感染症・ATL より)

Dec 16, 2011 08:16

前立腺がんの治療法4
初期のPSA値が300近いので、がんが全身に広がっている可能性があります。転移性の前立腺がんなら、残念ながら内分泌療法は続けねばなりません。もちろん合併症が出れば休薬するし、治療中止もあり得ます。現在、PSA値の高感度測定では0.005(当院基準)まで測定できるので、0.01ではまだがん細胞が生きていると捉えます。もともと転移がなく1年後に手術をする患者さんがおられました。それまでの1年間内分泌療法をすると、PSA値は0.01以下まで下がりましたが、手術をするとがん細胞は残っていました。内分泌療法だけでがん細胞の全滅は難しいと実感しています。(朝日新聞・広告特集 より)
Dec 15, 2011 08:56

前立腺がんの治療法3
何に重きを置くかで治療は変わります。性機能を残したいなら、放射線の小線源療法を勧めます。神経温存の手術をしても、性機能障害になる可能性があるからです。あるいは、「がんとの共存が考えられない」なら手術でしょう。ただし、手術で根治するとは限りません。PSA値が低くグリソンスコアも高くない。比較的低リスクと思うので、放射線で根治の可能性があります。小線源療法なら2泊3日程度の入院で済み、時間的にも負担が一番少ないでしょう。手術のメリットは術後、顕微鏡レベルでがんの広がり具合がわかること。(がんが)取りきれているという確認ができれば、根治しただろうという感触が得られます。また生検の結果、小さくおとなしい限局がんなら、定期的にPSA検査を受け経過観察するPSA監視療法(無治療経過観察)も考えられます。(朝日新聞・広告特集)
Dec 14, 2011 09:05

前立腺がん、年齢に適した治療法
一般に手術は、術後何年生きられるかという「期待余命」10年以上が適応です。多くの医療施設が、手術は75歳までと基準を設けています。また、高齢者は心臓疾患など合併症があり、手術が難しい場合があります。とはいう、必ずしもこの基準に沿う必要はありません。私自身、80歳の患者さんの手術経験を持ちます。本人のライフスタイルや合併症を考え、最適の治療を選択してください。患者さんの希望が重要です。ただし、その希望が標準的治療とあまりにかけ離れている時は、ていねいに説明してセカンドオピニサードオピニオンオン、をお勧めします。問題は治療中、治療後、自分がどんな人生を送りたいか。色々な選択肢から、最後に決めるのは患者自身です。(朝日新聞・広告特集 より)

Dec 13, 2011 08:48

私の前立腺がん体験3
けれど、その数カ月後に、ぜひやりたい海外の仕事が予定されていた。アナウンサーとして、これらを良いコンディションものとでやりたいにだが、それを可能にする治療スケジュールは組めますか、と相談しました。先生は「その間は内分泌療法でがんの進行を遅らせ、やりたい仕事が一段落したところで、手術を設定しましょう」と提案されましyた。私は先生の明快な話し方から、この病院でお世話になることを決めました。帰国後入院し、病院スタッフからあらゆる情報を聞き、何の不安もなく手術室に向かいました。手術翌日から点滴スタンドを引きずり歩行訓練を開始。速いスピードで歩き回り、看護師から注意されたほどでした。退院後は自宅周辺を歩き体力の回復に努めました。幸い後遺症は少し尿漏れがあっただけ。今、元気なのは早期発見のかげです。PSA検査を知る場を与えてくれた母からのプレゼントかも知れません。岩佐徹さん・フジテレビ・WOWWOW元アナウンサー (朝日新聞・広告特集 より)

Dec 12, 2011 09:45

私の前立腺がん体験2
(別の病院へ。)そこでの先生は、負数の治療法とそのメリット・デメリットを詳しく説明されました。けれどやはり手術がしたかった。がんが残っているのでは?とおびえながらの人生は嫌だったのです。検査で転移がないと分かり、全摘手術が決まりました。(朝日新聞・広告特集)
Dec 11, 2011 23:03

私の前立腺がん体験
2003年、母の葬儀で兄から「前立腺がんになった」と聞き、初めてPSA検査の存在を知りました。父も病死後の解剖で前立腺がんがあり、もしやとかかりつけ医でPSA検査をしました。結果はグレーゾーン。紹介された病院で生体検査を行いましたが、結果待ちの10日間は人生で最もやきもきした時間でした。いざ当日、先生は対面するなり「ああ、出てましたね」とおっしゃった。がん告知は厳かなイメージだったので、拍子抜けでしたね。グレーゾーンの時から治療するなら手術と考えていたので、先生の勧める手術を承諾。この経験を医師だった知人に話したところ、「セカンドオピニオンを求めては」と助言をもらい、別の病院へ。(朝日新聞・広告特集 より)
Dec 09, 2011 07:04

前立腺がんの治療法2
例えば、腹部に小さな穴を開け内視鏡を使って摘出する鏡視下前立腺全摘除術は、開腹手術より時間がかかりますが、出血量や術後の痛みが少なく、術後回復が早いなどの利点があります。術後の合併症は主に尿漏れと性機能障害です。尿漏れは半年くらいで治るケースがほとんどです。神経を温存する手術では、性機能障害にならない可能性があるものの、がんの場所によっては根治摘除しきれない心配もあります。内分泌療法は、男性ホルモンの働きを抑え、がん細胞の増殖を抑制する治療です。すべての患者さんが対象で、精巣摘出術(去勢術)もありますが、日本では多くの人が外来での皮下注射や経口薬投与を選びます。副作用は性機能障害、筋力低下、腹部脂肪の増加など。手術や放射線を併用することもあります。(朝日新聞・広告特集 より)
Dec 08, 2011 08:17

前立腺がんの治療法
前立腺がんの治療法を決める要素は、がんの病期(進行度)と悪性度、年齢、全身状態や合併症の有無、患者さんの希望です。特に最近は、患者さんの希望を尊重しています。治療の種類は、手術や放射線療法の局所的治療と、内分泌療法(ホルモン療法)などの全身的治療に分かれます。手術(前立腺全摘除術)は、早期では根治の可能性が最も高く、第一選択となります。他の治療に比べて身体的負担が大きいとはいえ、いろいろな手術法が開発され以前ほどの負担ではありません。(朝日新聞・広告特集 より)
Dec 07, 2011 08:38

他の治療との併用も
中リスクの症例では、外照射の場合、線量を上げるほど局所制御率は上がります。一方、高リスク症例では、線量増加だけで治療効果は望めず、内分泌療法(ホルモン療法)が必要です。小線源療法も含めて放射線治療に内分泌療法を併用することで、放射線治療の成績が改善することがわかっています。放射線治療は、早期の前立腺がんに対する根治的治療として確立しています。また再発例では、前立腺全摘除術後のPSA再発に一部の症例で有効な場合があります。ここに挙げた放射線治療の各種は、リスク分類なぢによる適応や合併症の出方が異なり、他の治療との組み合わせ方もさまざまです。専門医と相談の上、治療法を決めてください。(朝日新聞・広告特集 より)
Dec 06, 2011 08:31

前立腺がんの放射線療法
前立腺がんの放射線療法は、体の外から照射する外照射と、放射線を出す線源を前立腺内に埋め込む組織内照射があります。外照射の技術は進歩し、3次元原体照射(3D-CRT)や強度変調放射線治療(IMRT)は、CTとコンピュータを利用して、3次元で病巣の形により正確に合わせた照射が可能です。これらは直腸や膀胱など正常組織への照射を抑えるため、従来の照射より排尿障害など合併症が減少しました。また、より高線量を照射するため、治療成績も向上しています。組織内照射には、高線量の線源を、一時的に前立腺内に留置する高線量率組織内照射(HDR)と、低線量の線源を永久的に埋め込む小線源療法があります。小線源療法は2泊3日程度の入院で治療でき、線源から出る放射線は1年間でほぼ無視しうるレベルになります。2003年に保険適用となった新しい治療法で、PSAが10ng/ml未満で、悪性度が低くがんが前立腺内に限局して転移や浸潤がないような低リスク症例に適応されることが多いです。(朝日新聞・広告特集 より)
Dec 05, 2011 08:40

前立腺がんの早期発見に有効なPSA検査
早期発見には、血液検査のPSA検査が有効です。PSAとは前立腺で作られるたんぱく質の一種で、前立腺肥大症や前立腺炎でも高値になりますが、PSA値が高いほど前立腺がんの発見率は上昇します。診断は、まずPSA検査や直腸診(触診)、経直腸的超音波(エコー)検査などのスクリーニング検査を行います。がんが疑われる場合、MRI検査後、前立腺組織を採取します。採取した組織を顕微鏡検査などから判断します。もしがんであった場合、その際判定されるものが、がんの悪性度を示すグリソンスコアです。数値が大きいほど、悪性度が高く転移する可能性が高くなります。こうしてがんが確定すれば、MRI(CT)や骨シンチグラフィでがんの病期(がんの広がりや進行度)を確認します。治療を決める上で、最近用いられるようになったのが、リスク分類です。病期、グリソンスコア、PSA値によって低・中・高リスク群に分け、治療選択の指針とします。おのおののがんの状態やライフスタイルに合った治療法を、医師の提案のもと選択しましょう。(朝日新聞・広告特集 より)

Dec 04, 2011 08:40

前立腺がん
前立腺は膀胱の下にあり、尿道を取り囲むよう位置する臓器で精液の一部を作っています。前立腺がんは、顕微鏡レベルでしか確認できない潜在がんと、転移して命をおびやかす臨床がんに分かれます。日本人と欧米人では潜在がんの発生頻度は同じですが、臨床がんでは欧米人が高くなります。この数十年で日本の前立腺がんが急速に増えたのは、食事など生活習慣の欧米化が影響していると考えられます。前立腺がんは早期ではほぼ無症状です。進行すると、尿が出にくい、残尿感、排尿時に痛みを伴う、尿や精液に血が混じるなど、前立腺肥大症と似た症状が現れます。さらに進行すると、骨転移に伴い腰痛や四肢の痛みも出ます。(朝日新聞・広告特集より)
Dec 03, 2011 09:01

先を見通して治療受けて
しかし抗ウイルス薬のリバビリンと組み合わせた療法が登場した2002年には20%に、ペグインターフェロンとリバビリンの併用療法が始まった2005年には48%~55%と、成績が上昇した。2009年に治療期間が1年から最長1年半の延長が認められ、さらに10%ほど成績が上がると見込まれている。新薬のプロテアーゼ阻害剤「テラプレビル」も25日に保険適用された。従来の治療法と併用した治験では73%と、さらに成績が上がると期待されている。治療期間も半年と短い。ただ皮膚症状などの副作用が出やすく、熊田博光・虎の門病院分院院長は「皮膚科医の協力が得られる肝臓の専門医がいる施設での治療に限定される」という。こうした治療が効かなかったり、高齢で副作用に耐えられない場合は、グリチルリチン製剤やウルソデオキシコール酸など、肝機能の改善薬で肝硬変や肝がんへの進行を遅らせる対症療法が選ばれる。溝上さんは「今後、新しい薬が出ても、肝硬変まで進むと治りにくい。現在自覚症状がない場合も専門医にかかり、先を見通した治療を受けてほしい」としている。(朝日新聞・患者を生きる・感染症・C型肝炎・情報編 より)

Dec 02, 2011 09:21

肝がん発症を防ぐため
国内では年間3万人以上が肝がんで亡くなり、約8割がC型肝炎ウイルスが原因とされる。血液を通じて感染するため、輸血や血液製剤、注射器の使い回しなどの医療行為で感染が広がった。感染者は150万~200万人いるとみられている。国立国際医療研究センター肝炎・免疫研究センター長の溝上雅史さんによると、ウイルスに感染すると、約7割の人が約10~20年で肝硬変に、さらにその約7~8割が約10年で肝がんに進行する。慢性肝炎の治療の中心となっているインターフェロンは、体内からウイルスを排除することで炎症を抑え、肝硬変やがんへの進行を防ぐ効果がある。ただ、この効果はウイルスの型によって異なる。日本の患者の約7割が1b型という効きにくいタイプだ。そのため1b型でウイルス量が多い患者のうち、単独治療でウイルスを排除できたのは、インターフェロンが登場した1992年当時は約9%と低かった。(朝日新聞・患者を生きる・感染症・C型肝炎・情報編 より)
Dec 01, 2011 09:21


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