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乳がん 突然の告知にあぜん
かつて、末期になってから受けるイメージが強かった「緩和ケア」。最近は、病名を知らされたときのショックを和らげることから、治療とともに、いつでもどこでも患者の不安やつらさを取り除く取り組みが、少しづつ広がっています。埼玉県春日部市の女性(43)が胸のしこりに気付いたのは2010年末。年明けの1月、家の近くの総合病院を受診すると「乳がんだね、間違いない」。いきなりの告知にあぜんとした。翌日、紹介された国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)を訪ねた。「ゆっくり順番にいきましょう。心配ごとがあったらいつでも病院に電話をください」。乳腺外科医は言った。2週間後。確定診断の結果について医師は悪性と告げ、「ここでは化学療法も緩和ケアもチームで対応します」。「緩和ケアは治らない人向け」と思っていた女性は驚いたが、「心身の痛みをいつでもサポートします」と言われ、心強く感じた。(4月24日 朝日新聞)
Apr 30, 2012 08:57

放射線治療の留意事項
高齢カ社会を迎えるにあたって、これからのがん治療は『優しい治療』『患者さんが納得できる治療』が重要になってきます。外科手術がよいのか、放射線治療がよいのか、QOLに配慮して緩和治療がよいのか、どのような治療を行うかの方針を決めるにも、患者さんの意思を尊重しなければなりません。放射線治療は、低侵襲な治療法ではあるものの、治療中はある程度の副作用を伴います。その大半は、治療が完了して数週間~2カ月ほどで治まりますが、多少の苦痛を我慢してもらわねばなりません。まれに、合併症を引き起こすこともあります。セカンド・オピニオンを含め、主治医に十分なインフォームド・コンセントを求めて、きちんと納得してから治療を開始するのが、より良い治療を受ける上で重要なことと言えます。(4月20日 朝日新聞 広告特集より)
Apr 29, 2012 08:34

難治性がんの完治を目指し期待される「粒子線治療」
佐賀県で建設中の「九州国際重粒子線がん治療センター」が話題になっています。 「そうですね。通常の放射線の代わりに陽子線や炭素イオンを照射する『粒子線治療』は、いずれ放射線治療の中心的役割を果たすことになると思われます。前述した定位放射線治療やIMRTは、高精度にがん細胞を狙い撃ちできるものの、放射線が体内を貫通する間に、がんの前後の部位にも放射線の影響がおよぶことになります。その点、粒子線は、少ない線量で体内に入り、一定の深さに達したところで急激にエネルギーを高め、その後は激減する特性を持っています。つまり、がん細胞にだけに強いダメージを与え、その前後の臓器へのダメージを大幅に少なくすることができるのです。そのため、従来の放射線治療や手術では治せなかったがんも、『粒子線治療』では治せる可能性が高いのです。佐賀に開設されるがん治療センターは、陽子の約12倍の重さを持つ重粒子線(炭素イオン)を照射できる施設で、国内では4番目。新幹線鳥栖駅の最寄で、九州自動車道鳥栖JCTからも近いため、国内全体、さらに韓国や中国からの患者さんも迎え入れる、国際的な治療拠点となるでしょう」。(4月20日 朝日新聞 広告特集より)
Apr 28, 2012 09:33

がん施設 14億円支援
佐賀県が主導し、九州初の先進医療施設として、同県鳥栖市に来春開業予定の「九州国際重粒子線がん治療センター」(サガハイマット)について、鳥栖市議会は23日、建物や設備にかかる固定資産税などを20年間免除する条例案を賛成多数で可決した。市の試算では、免除額は総額14億6千万円にのぼる見通し。条例によると、センターの建物や治療装置などにかかる固定資産税や都市計画税を2013年度から32年度まで免除する。開設初期に必要な事業費のうち、市は地元企業を中心に25億円を集める目標を掲げ、約8億3千万円のめどが立っている。建設地(7億5千万円相当)の無償貸与もするが、これらとは別に税制上の支援も必要と判断した。23日の審議では、「追加支援もあり得るなら(条例案に)同意できない」と、ない崩し的な公的支援の拡大にクギを刺す意見が出た。閉会後、橋本康志市長は取材に対し「来春のスムーズな立ち上げに向けて何ができるか。支援企業を含めて協調していきたい」と追加支援に含みを持たせた。(4月24日 朝日新聞)
Apr 27, 2012 08:04

QOLを落とさない治療法 2
QOLに関わる器官を守りつつ根治を目指すのですから、がんの部位や進行状況、全身状態などを考慮して、個々の患者さんに適した治療計画を立てねばなりません。放射線と抗がん剤治療を組み合わせたり、手術でがん細胞を取り除いた後に、放射線療法と抗がん剤を併用したりする場合もあります。また、小さな放射線源をがんの部位に刺しいれ、内部から放射線を照射する『密封小線源治療』が適しているがんもあります。そのため、放射線を主体とした治療を行う場合は、放射線科の専門医と耳鼻咽喉科医、口腔外科医、形成外科医など複数の診療科の専門医が緻密に連携し、チーム医療を展開する必要があるのです」。(4月20日 朝日新聞 広告特集より)
Apr 26, 2012 12:59

QOLを落とさない治療法
『QOLを落とさない治療法』ということですか。 「ええ、『頭頚部がん』とは脳の下から鎖骨あたりにまでに発生するがんの総称で、この部位には咀嚼、嚥下、呼吸、発生など生きていく上で重要な機能を担う器官が集中しています。単純に治療成績だけ見ると、手術の方が根治率は高いのですが、がんと周辺組織を切除された患者さんは、摂食や発声などの機能を大きく損なうことがあります。骨まで切除された場合は、顔つきまでが変ってしまうことも少なくありません。そのため放射線治療を希望する患者さんが増えてきているわけです。(4月20日 朝日新聞 広告特集より)

Apr 25, 2012 08:29

頭頚部がんなどのチーム医療の中核を担う
放射線治療は、全てのがんで有効ですか。 「いえ、食事や排便のたびに臓器の形状が変化する胃や大腸のがんには不向きです。放射線治療は、正常細胞まで死滅させないレベルの線量を何度かに分けて照射するため、治療のたびに臓器の形が変ると、正確な照射がしにくくなります。逆に、臓器の形状があまり変化しない頭頚部や食道、肺、乳房、子宮、前立腺などのがん、また、放射線がよく効く悪性リンパ腫は、放射線治療が有効です。特に頭頚部のがんに対しては、治療後の患者さんのQOL(生活の質)を守る観点から、放射線治療がよく選ばれるようになりました」。(4月20日 朝日新聞 広告特集より)
Apr 24, 2012 09:09

画像診断装置の進歩で放射線治療の精度も向上
「放射線は危険なもの」と考えている人も多いようですが。 「20年ほど前までは、主にがん細胞を挟み撃ちにする形で放射線を照射していたため、どうしても周辺の正常組織にまで悪影響を及ぼしていました。しかしその後、CTやMRI、PETなど高価な画像技術が実用化されたのに加え、CTで得られたデータをもとに治療装置を制御する『CTシミュレーション技術』など、コンピュータ技術も飛躍的に発展。がん細胞の位置や広がり方を正確に診断した上で、放射線を3次元的に照射することが可能になりました。これをさらに進化させてのが、『定位放射線治療』や『IMRT(強度変調放射線治療)』です。『IMRT』では照射角度ごとに放射線の強弱を変えられるので、前立腺がん治療時の直腸、頭頚部がん治療時の唾液腺など、守りたい臓器を考慮した放射線治療を行えるのです。最新トピックとして、呼吸によって動く臓器のがんを追尾しながら、放射線を照射する技術も開発されました。コンピュータ技術は今後も発展していくでしょうから、それに伴って、放射線治療はますます進歩するはずです」。(4月20日 朝日新聞 広告特集より)
Apr 23, 2012 08:36

切らずにがんを治療する「放射線治療」
手術や化学療法と並び、がんの主要治療法である「放射線療法」。治療装置や診断機器の進歩により、治療成績は格段に向上している。さらに近年、「粒子」を用いた新たな治療法も確立され、治療困難だったがんにも効果的な治療が行えるようになったという。放射線治療の現状と将来性について、久留米大学医学部放射線医学教室の早渕尚文教授に話を聞いた。「放射線治療」とは、どのような治療法ですか。 「X線やガンマ線などの電磁波をがんに照射して、がん細胞を攻撃する治療法です。"腫瘍を焼き殺す"というイメージをお持ちの方もいるようですが、それは誤りです。がん細胞のDNAを壊すことで増殖できないようにし、徐々にがんを減らしいくのが放射線療法の作用機序です」。(4月20日 朝日新聞 広告特集より)
Apr 22, 2012 09:45

乳房の石灰化、手術したい 2
Q どんな場合にがんを疑いますか。 A 乳汁の通り道に沿った線状のものや、ごく小さな密集した石灰化の場合です。一方、乳房全体に散らばった大きめの石灰化はほとんどの場合が良性です。他に、マンモグラフィではがんかどうかの判断が難しいタイプもあります。 Q 他にどんな検査をしますか。 A 超音波検査でもしこりの有無を確認し、細胞をとって調べる検査が必要かどうかを判断します。相談者が受けた吸引針生検では、乳房をX線や超音波で撮影しながら直径約4ミリの筒状の針を刺して細胞を吸い取ります。 Q  針生検で良性か悪性かははっきりしますか。 A 判断が難しい例がまれにあり、手術で疑わしい部分を取り除くことはあります。ただ、良性と診断された石灰化が悪性に変ることはまずないので、手術は必要ありません。また、同じ部位に何度も針生検をすることは通常ありません。主治医に検査の目的を詳しく説明してもらい、痛みについても伝えて、鎮痛剤を調整してもらいましょう。(4月17日 朝日新聞 「どうしました」より)
Apr 21, 2012 09:06

乳房の石灰化、手術したい
40代女性。約5年前、乳房のX線撮影で「石灰化」という白い小さな影が見つかり、「いつ、がんになるかわからない」と説明されました。細胞を針でとる検査は痛いので何度も受けたくありませんが、がんは心配です。がんになる前に手術でとることはできますか。Q 乳房の石灰化とはどんな症状ですか。A 乳腺の分泌物に含まれるカルシウムが乳腺の組織に付着した状態です。がんが原因で起きることもあります。マンモグラフィ(乳房X線撮影)では、白い点として写ります。触診では通常わかりません。成人女性に見られ、乳がん検診では半数以上で見つかります。そのうち数パーセントで、がんが疑われます。石灰化が全く見られない女性もいます。(4月17日 朝日新聞「どうしました」より)
Apr 20, 2012 08:57

がん再発解明へ一歩
放射腺治療後にがんが再発するしくみの一部が京都大チームの研究でわかった。腫瘍内部の血管からやや離れた特定のがん細胞が生き残って増殖していた。17日付の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズで報告した。胃がんや大腸がんといった固形タイプのがんは、内部にできた血管から酸素や栄養を受け取って増殖している。血管に近く活発ながん細胞は、放射線により敏感で死滅しやすい。一方、血管からやや離れ、十分な酸素を得られない環境に適応したがん細胞は生き残りやすい。今回の研究で、血管から離れて不活発ながん細胞は、放射線を受けるとHIF-1という遺伝子を活性化させて血管近くに移動し、がん再発の原因となっていることがマウスの実験で分かった、人のがん細胞を移植したマウスにこの遺伝子の働きを抑える薬を投与して放射線治療をすると、一定期間再発しない割合が6倍になったという。京大チームの原田浩講師(放射線腫瘍生物学)は「再発しにくい放射線治療を人でも応用できるようにしたい」と話す。(4月18日 朝日新聞)
Apr 19, 2012 08:34

術前に抗がん剤を始める利点
術前に抗がん剤を始める利点は、主に二つある。一つは、腫瘍が大きくて乳房の温存が難しい場合でも、薬を使って腫瘍が小さくなれば、乳房を温存できる可能性が出てくる。摘出する範囲が小さくなれば、手術がそれだけ安全にできるうえ、胸の形もよりきれいに残せる。ハーセプチンの術前治療の治験では、73.2%が温存できた。もう一つは、乳房の腫瘍に直接、触れて変化がわかるので、薬の効果が実感できることだ。患者が最後まで治療をやり遂げやすくするという効果もある。明石さんは「腫瘍をみて効果がないと判断すれば、別の薬に変更したり、手術に切り替えたりと、患者さんに合った治療の選択ができる」と話す。ただ、ハーセプチンによる治療は、公的医療保険を適用しても治療費は高額になる。標準的な治療では3週間に1回の1年間続ける。治療費は所得にもよるが、一般所得(標準報酬月額53万円未満)の場合、高額療養費制度を使っても月に約5万円、計約60万円かかる。また、術前の治療で腫瘍がほとんど見えなくなるため、腫瘍の取り残しをなくすには手術が難しくなるという問題もある。増田さんは「小さくなったがんを確実に取ることは、通常の乳房の温存手術より難しい。どんな手術なのか、経験のある乳腺専門医によく相談して欲しい」と助言している。(2011年9月20日 朝日新聞)
Apr 18, 2012 08:42

術前に抗がん剤 乳房温存に朗報
ハーセプチンはこれまで、転移性の乳がんと、手術後の再発予防に使うことができたが、術前の使用は公的医療保険の適用外とされていた。今年4月、厚生労働省は術前の使用も医学的に必要性が高いと判断して、製薬会社による臨床試験(治験)を経ずに保険の適用を認めた。術前の使用については、医師の主導で2007年に治験が行われた。102人の患者に術前に点滴したところ、46.3%でがんがなくなった。治験に参加した大阪医療センター乳腺外科の増田慎三医師は「半数近くの人のがんが消えるという結果が出たことで、患者さんに、『たちの悪いがんだけど、術前からいい薬が使えますよ』と言えるようになった」と話す。(2011年 9月20日 朝日新聞)
Apr 17, 2012 08:59

腫瘍小さくして摘出
国立がん研究センター中央病院乳腺外科の明石定子医長から、がん細胞だけを狙って効果を発揮する分子標的薬「ハーセプチン」で腫瘍を小さくしてから手術をしようと提案された。乳房を温存できる可能性があったからで、女性は同意した。ハーセプチンの点滴が始まると、使用する別の抗がん剤の副作用で脚がむくみ、手足が正座の後のように四六時中しびれた。右胸のしこりは徐々に小さくなっていった。「副作用がつらくても、治療に前向きになれた」と話す。6月下旬、しこりは触れてもわからないほど小さくなり、明石さんに「温存手術もできる」と言われた。診断時の選択肢としては考えられなかったことだ。しかし、55歳という年齢や、妹も乳がんだったことから、少しでも再発の危険を避けるため乳房全摘を選んだ。今後、しばらくハーセプチンの治療を続ける。(2011年9月20日 朝日新聞)
Apr 16, 2012 09:20

乳がん治療「ハーセプチン」
乳がんに効く抗がん剤「ハーセプチン」が、手術の前から使えるようになった。腫瘍が大きくて乳房をすべて摘出しなければならない場合でも、術前に薬を使って小さくすれば、乳房を温存できる可能性が高くなる。今後の乳がん治療の選択肢が広がりそうだ。東京都の会社員女性(55)は昨秋、入浴中に右の乳房にえくぼ大のへこみを見つけた。乳腺科クリニックで超音波(エコー)とX線(マンモグラフィー)検査をすると、「乳がんの可能性が高い」と告げられた。紹介された国立がん研究センターに行くと、小さな腫瘍が芋づる式に連なる多発型とわかった。「7年前に妹を乳がんで亡くしたこともあり、定期的に検診を受けていた。なぜ見つからなかったのかショックだった」。針を刺してがん細胞を取って調べると、がん細胞の表面に「HER2」というたんぱく質が多いタイプとわかった。このタイプは転移しやすく、経過が悪いと考えられている。乳がんの中で15~20%を占める。(2011年9月20日 朝日新聞)
Apr 15, 2012 08:56

子宮頸がん予防法案を国会に提出
子宮頸がんに予防ワクチンがあることを知ったのは、2007年です。それから党、女性議員あげて勉強し、世界の100カ国以上で使われているワクチンを認めてほしいと各方面に陳情しました。2009年9月にワクチンが承認され、各自治体による費用の援助などが実現しました。検診も大切です。女性は夫や子どもの後回しになりがちなので、無料クーポンが来れば検診に行きやすいと考え、女性のがん検診の無料クーポン配布を働きかけて、それも実現しました。子宮頸がんは予防ワクチンと検診の両輪でないと100%近い予防ができません。現在、ワクチンとHPV検査併用検診が国の責任と負担で実施することが盛り込まれた子宮頸がん予防法案を国会に提出しています。予算の問題などいろいろ難しい面はありますが、ワクチンと検診の両輪でがんを予防しようという、この法案の成立を目指しています。松あきら氏・参議院議員(公明党)。(4月8日 朝日新聞)
Apr 14, 2012 09:17

予防接種法の抜本改正に取り組む
私は産婦人科医です。子宮頸がんには思い入れがあります。医師になってまもなくの頃です。まだ30歳前の子宮頸がんの患者さんが、手術はうまくいったのに、病室へ行くといつも泣いている。看護師さんから、子どもが生めなくなったことで婚約を破棄されたと聞きました。子宮頸がんで命は助かっても、赤ちゃんが生めなくなる女性が年に千人近くいます。この病気は国民的課題として取り組まないといけないと思っています。自公政権下に実現した子宮頸がん検診無料クーポンにより、若い女性の検診受診率が上がりました。今年度から子宮頸がん、乳がんに加えて、大腸がんにも無料クーポンが配布されます。子宮頸がんの予防ワクチンによる一次予防も大切ですが、予防接種法がつぎはぎ状態になっています。今国会末までに予防接種法の抜本改正をし、25年度からは安定して接種できるようにしていきたいと考えています。仁木博文氏・衆議院議員(民主党) (4月8日 朝日新聞)
Apr 13, 2012 09:17

わか国における子宮頸がん検診の歴史
子宮頸がん検診は1961年、私たち東北大学のグループが宮城県で開始しました。1982年には老人保健事業に組み込まれ、市町村が実施する検診として定着しました。当時の日本は子宮頸がん対策の先進国で、検診受信者も400万人を超えていました。ところが、1968年に検診費用が一般財源化されると、検診受診者が減り、現在は200万人強です。受診率にすると30%以下で、OECD加盟国の中でも最低水準です。子宮頸がんの予防戦略が確立されている以上、女性を子宮頸がんから守る制度の整備が急がれます。子宮頸がんの予防には、一時予防、一・五次予防、二次予防があります。検診は二次予防に当たります。できるだけ早く見つければ大きな手術をしなくて済みます。さらに、前がん病変のうちに治療してしまえば、がんにならなくて済みます。これが一・五次予防です。もっとよいのは、がんにならないようにする一次予防です。子宮頸がんの原因になるウイルスが4わかり、ワクチンという画期的な予防法が開発されました。検診とワクチンでの予防が大切です。近畿大学顧問 前学長 野田起一郎先生。(4月8日 朝日新聞)
Apr 12, 2012 09:28

子宮頸がんとともに生きる
子宮頸がんになったのは38歳のときです。子どもはまだ6歳と8歳になったばかりでした。当時は長期入院が一般的で、入院して抗がん剤治療、手術、放射線治療を受けました。入院中も大変でしたが、もっとつらかったのは退院後です。卵巣を切除したことによる更年期障害、足がむくむリンパ浮腫などの後遺症に悩まされました。手術から21年経った今でも、後遺症が残っています。子宮頸がんは予防できるがんです。ワクチンと検診を使えば、ほぼ100%征圧できるがんです。ワクチンと検診で、ぜひ予防を心がけていただきたいと思います。仁科亜季子氏・女優。(4月8日 朝日新聞)
Apr 11, 2012 08:55

ワクチンは20代でも有効 30代からは併用検診を
社会全体として実施すべき子宮頸がんの予防プログラムには、ワクチンと検診の両方が欠かせません。HPVワクチンは平成24年度に13~16歳になる女子に対する公費助成が第4次補正予算に盛り込まれ、当面は公費負担が継続されました。ワクチンは公費助成の関係もあり、10代の女性が中心となりますが、最近の研究データで20代女性にも有効なことがわかってきました。一方、検診対象者は20歳からです。ぜひ20歳から子宮頸がん検診を受けてください。とくに30代からは、HPV検査と細胞診を行う併用検診がもっとも有効な手段となります。(4月8日 朝日新聞)
Apr 10, 2012 09:04

がんの早期発見から、がん予防の時代へ
子宮頸がんは、検診とワクチンでほぼ予防が可能になりました。野田先生がわが国で子宮頸がん検診をスタートさせてから半世紀もの節目を迎え、HPVワクチンとHPV検査という新しい医療技術により、子宮頸がんを予防するという新しい時代に入ったといえます。ワクチンと検診の両輪により、社会全体として子宮頸がんの征圧を目指すべきです。子宮頸がんは、検診でがんになる前の「前がん状態」で発見できる特別ながんです。前がん状態の段階で確実に発見できれば、その後のがんへの進行を防ぐことができます。子宮頸がんを引き起こす高リスク型のHPVを検出できるHPV検査という新しい診断技術と、以前から行われてきた細胞診を併用することで、前がん状態の確実な発見が可能になりました。細胞診は子宮頸部から採取した細胞をスライドグラスに塗布し、顕微鏡でがんを疑うような異常な形をした細胞がないかどうかを調べる検査、HPV検査はがんの原因ウイルスに感染していないかどうかを調べる検査です。自治医科大学産科婦人科学講座・鈴木光明教授。(4月8日 朝日新聞)
Apr 09, 2012 09:02

遺伝性乳がん・卵巣がん
もしかして、遺伝性乳がん・卵巣がん?(母方、父方であてはまれば、チェックを) □40歳未満で乳がんを発症した人がいる □卵巣がん(卵管がん・腹膜がん)の人がいる □転移ではない乳がんを2個以上、発症した人がいる □男性で乳がんになった人がいる □家族に乳がん発症者が3人以上いる □「トリプルネガティブ」の乳がんといわれた人がいる □家族にBRCAの遺伝子変異が確認された人がいる 一つでもチェックがあれば、遺伝性乳がん・卵巣がんの可能性が、一般より高いと考えられる。
チェック項目にあてはまり、心配な人は検査を。遺伝カウンセリングや検査の相談を。がん研有明病院(東京)、京都大付属病院など全国約40施設(http://hbocnet.com または http://www.familial-brca.jp/where/) 出相談できる。カウンセリングを受け、意思が固まれば血液検査へ。費用は二十数万円。家族や自分の環境、時期などを考え、あえて検査しない人もいる。(4月3日 朝日新聞)
Apr 08, 2012 13:44

「前向きに」全摘を決断
姉を4年前に卵巣がんで亡くした東京都の女性(43)は昨春、左乳房のしこりに気付いた。姉に付き添い、神経質なほど検診を受けていた。それだけに衝撃だった。病院で乳がんと診断された。家族の病歴を告げると、医師にHBOCの可能性を指摘された。遺伝子を調べてもらうと、結果は「BRCA1遺伝子に変異あり」。驚きも悲しみの感情もわかなかった。乳房を全摘するか、温存するか、迷っていたが、「(再発リスクが高いという)検査の結果を、前向きに生かそう」と全摘することに決めた。卵巣も取ってしまいたくなったが、主治医からは「焦らずに、落ち着いてからにしましょう」と諭された。3カ月に1度、超音波と血液で卵巣がん検診を受ける。医師らの支えが心強い。知人らが容易に「うちは『がん家系』なのよ」と話すのを聞くことがある。「家族にがん患者が多くても、遺伝と関連が薄いがんもあるし、遺伝子レベルで調べると一人一人のリスクは違う。遺伝性のがんを正しく理解して欲しい」。(4月3日 朝日新聞)
Apr 07, 2012 09:16

遺伝性がん 検査し予見 3
がん研有明病院(東京都)の新井正美・遺伝子診療部長は「がん予防につながる対策を示し、患者さんの意思を尊重する。情報管理は細心の注意を払う」と話す。遺伝子の変異があった場合、乳がんは早期発見が可能で、いくつかの治療の選択肢があるが、卵巣がんは自覚症状が出にくく、治療が難しい例が少なくない。3カ月~半年おきに検診を受けるほか、がんのリスクを減らすことを目指して、健康な卵巣を手術で切除することも選択肢のひとつになる。国内でも一部の病院でこの手術を行っている。ただし、公的医療保険が適用されず、自費で80万~100万円近くかかる。中村清吾・昭和大学教授(乳腺外科)は「この手術はまだ実施例がごくわずかだが、将来はリスクがある患者さんの選択肢になりうる。まず、HBOCについて広く知ってもらい、がん予防につなげたい」と話している。(4月3日 朝日新聞)
Apr 06, 2012 08:47

遺伝性がん 検査し予見 2
この遺伝子に変異がないか調べる検査は、公的医療保険の対象外で現在は二十数万円かかる。検査会社ファルコバイオシステムズ(京都市)によると、国内では昨年末までの8年弱で、研究も含め約500件の検査が行われたという。HBOCの可能性があると分かれば、専門医がいる病院では、医師や認定遺伝カウンセラーが、遺伝カウンセリングの外来で患者の相談に応じる。治療の選択肢のほか、遺伝情報に意義や取扱の注意点なども示される。(4月3日 朝日新聞)
Apr 05, 2012 08:56

遺伝性がん 検査し予見
女性の二十数人に1人が発症するといわれる乳がん。このうち、5~10&程度は、遺伝の影響を強く受けたタイプと考えられている。「遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)」と呼ばれる。最近は、カウンセリング態勢を整え、遺伝子の検査を受けられる病院も増えている。HBOCは、BRCA1、BRCA2という遺伝子の変異と密接な関係がある。海外の複数の検査を分析すると、BRCA1に変異があると約4割の人で、BRCA2の変異では約1割で、70歳までに卵巣がんになるリスクが高まるという。乳がんリスクは、BRCA1で約65%、BRCA2で約45%だ。男性でも、乳がんや膵臓がんなどのリスクが高まる。(4月3日 朝日新聞)
Apr 04, 2012 09:27

桜が満開に
福岡管区気象台(福岡市中央区)は1日、福岡市の桜が満開になったと発表した。敷地内にある標本木(ソメイヨシノ)の花の80%以上が咲いた。平年と同じで、昨年より1日早い満開。九州ではこの春、一番乗りという。気象台によると、九州北部は3日に雨が降り、風が強まる可能性があるが、それ以外は週末まで晴れか曇りの見通し。気温は平年並みか平年より低いという。(4月2日 朝日新聞)
写真は、野間大池公園(福岡市南区)で撮影したもの。



Apr 03, 2012 09:45

治療続けながら石巻思う 2
治療を進めながら、仮住まいのペンションを出て、アパートを見つけ、引っ越した。石巻で開いていたピアノ教室の部屋に似て、明るくて温かみがあり、ひと目で気に入った。いまは週5回、ヘルパーが訪問し、掃除や買い物などの家事を手伝ってもらっている。病院は週1回の間隔で通う。新しい抗がん剤による治療は今年2月に終り、別の抗がん剤に切り替わった。いまは方針に身を任せようと思っている。リンパの流れをよくするため看護師がしてくれるマッサージが気持ちよく、ありがたい。鴨川市で知り合った友達はみんな親切で、菜の花畑の花見やハーブ教室に連れていってくれた。石巻の古い友人や避難先で一緒だった人たちも、何かにつけ便りをくれる。いまの治療を続けて、どのくらいまで良くなるのか、わからない。そして、もう再び石巻に戻ることはないと思うけれど、故郷のニュースは常に気にかかる。「エンヤートット、エンヤートット」、昔は嫌いだった地元の大漁節を、いまは気がつくと口ずさんでいる。そんなとき、房総とつながっている石巻の海に、思いをはせる。(3月18日 朝日新聞 患者を生きる 被災の地から 乳がん より)
Apr 02, 2012 08:44

治療続けながら石巻思う
生まれ育った宮城県石巻市を離れ、千葉県鴨川市の亀田総合病院で乳がんの治療を再開した木村輝子さん(66)は、4カ月間の入院生活を経て、昨夏の盆明けに退院した。左手はまだ腫れており、ものを持つことも難しかったが、右手中心で身の回りのことは何とかこなせた。しかし、すぐに約2週間の再入院を余儀なくされた。蚊に刺されて、傷口から菌が入ったようで、左胸や腕が真っ赤に腫れた。38度を越す熱も出て、緊急入院となった。リンパ浮腫がある患者に多い、化膿性の炎症の蜂窩織炎だった。一段落した昨年10月、新しく使われだしたばかりの抗がん剤による治療が始まった。週に1回、数分間の点滴を2週続け、その次の週は何もしないというサイクルで比較的体への負担が少ない。点滴の翌日は体調が悪くなったが、心配していた副作用の脱毛の症状は出ず、腫瘍マーカーの値も順調に下がっていった。(3月18日 朝日新聞 患者を生きる 被災の地から 乳がん より)
Apr 01, 2012 08:35


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