「私が助ける」妻の決断
その瞬間、妻の中でスイッチが入った。「子どもたちには父親が必要だ。絶対に私が助ける」。診察室を出るとすぐに電話をした。1年半前に生体肝移植の話を聞いた東京大病院。自分の肝臓が移植できるのか、検査を受けたい、と。「私、移植するって決めたよ」。妻は唐突に言った。「えっ、本当にいいの・・・・」。そう返すのが精一杯だった。東京大病院で検査した。移植を受ける夫の血液型はB型だ。臓器提供者の条件は拒絶反応が起こりにくいB型かO型。妻はO型なので適合していた。残る問題は、妻から必要な大きさの肝臓を取り出すことができるのか、ということだった。身長176センチの夫に対し、妻は154センチ。当然、肝臓も妻のほうが小さい。移植には、最低でも標準的な容積の40%にあたる肝臓が必要だ。妻の肝臓をCT撮影し、大きさを測定した。すると、十分な肝臓を残した上でギリギリの40%に相当する分を取り出せることがわかった。「移植できそうだよ」。妻の言葉に、光が差し込むような気持だった。「ひょっとしたら、元気だった頃のように戻れるかもしれない」。(6月6日 朝日新聞 患者を生きる 消化器 肝移植 より)
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