現在、疾病の中でも特にがんの診断・治療において、日本では今やCTやMRIがなければ医療が成立しないといわれるほど、画像診断は検査の入口的かつ重要な存在となっています。例えば子宮がんや前立腺がんといった骨盤内のがんでは、局所的にはMRIで、全身への転移の有無はCTで・・・と相互補完的に利用されます。また手術後に腫瘍マーカーが高く、CTやMRIで原因がつき止られない場合などでは、PET-CTで判明することも。PET-CTは,悪性度が特に高いがんに有効といえます。画像診断により、がんの有無はもちろん、位置、広がり、進行度、転移など、より詳細かつ正確に診断できます。さらに手術や化学療法、放射線療法など治療の選択や治療後の効果判定などにも大きく関わっているのです。(8月16日 朝日新聞 広告)