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乳がんで親をなくしたり、闘病中の乳がんの親がいたりする高校生向けに、返済の必要がない奨学金ができた。乳がん患者は年々増えており、就学中の子どもがいる若い人は多いのが特徴だ。高額の医療費のために子どもが中退せざるを得なくなるケースも多く、乳がんの啓発運動をしているNPO法人「J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)」(大阪市)が、「せめてもの支えに」と今年から本格的に始めた。この法人は、姉を乳がんで失った乳腺外科医、田中完児さんが中心になって設立し、2003年に初めてNPOの認証を受けた。検診の呼びかけなどを続けてきたが、多くの患者から「医療費が高く、子どもに勉強を続けさせる余裕がない」という話が寄せられていた。心残りのまま亡くなった母親もいたという。がんや交通事故の遺児向けなど、様々な団体による奨学金はあるものの、「特定の秒にしぼったものは全国初では」と同法人。奨学金は月1万円で、募集人員は30名。親の乳がんにからんだ経済的理由で修学の継続ができない人が対象で、高校卒業まで支給する。(朝日新聞)

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