-
2021年1月23日 (土)
カテゴリ:SNSでの交流に励まされ
テレビ局を退社してフリーに転身した一昨年秋、血液のがん・悪性リンパ腫のステージ4と告げられたアナウンサーの笠井信輔さん(57)。新型コロナウイルスの感染拡大に翻弄されながらも、治療が順調に進み、現在は仕事を再開しています。がんを経験し「足し算の縁」に気付いたと語る笠井さんに、体験を伺いました。悪性リンパ腫と告知されたときの心境は。診断がつきにくい病気なんです。一昨年の春すぎから頻尿となり、排尿時には激痛が走るようになりました。腰も肩も痛くて、夜にトイレに立つのも厳しい。病名が確定するまで4カ月もかかりました。全身に転移し、ステージ4。死ぬのか、とうろたえました。情報は集めましたか。妻の強い勧めでセカンドオピニオンを依頼しました。ネットでしらべたのは少しだけ。不正確だったり、実は金もうけとつながっていたりする情報も多い。一方、経験者の話はとても参考になりました。治療や薬は日進月歩だから、うのみはダメですが。がんが分かったのは、転身直後。さらに入院中にコロナ感染が拡大しました。フリーになって2カ月後。なんて運が悪いんだと思い、キャンセルした仕事を数えて落ち込みました。その後、コロナ禍でだれも見舞いに来られなくなり、一時は家族の面会も制限されました。そんな中、励まされたのが、SNSでのやりとりやブログへの反応でした。苦しさやつらさなど、無様なこともさらけ出して書いたら、「私も同じでした」など、同じ病気の経験者や家族から、多い日は1千を超えるコメントをいただいたんです。薬の副作用のだるさや食欲不振はきつかったけれど、どん底でも光はあり、新たな出会いが必ずあるものだとつくづく思いました。がんが良かったとは言えない。でも「引き算の縁」だけでなく、「足し算の縁」もあるんですよ。1月19日 朝日新聞 生活より
-
2023年3月22日
臓器失っても元気です
2023年3月22日
臓器失っても元気です -
2023年3月18日
息子は天国へ 前向くが
2023年3月18日
息子は天国へ 前向くが -
2023年3月10日
彼がいる だから
2023年3月10日
彼がいる だから -
2023年3月2日
ユウならどうする?母は今も
2023年3月2日
ユウならどうする?母は今も -
2023年2月27日
それでも生きていこう
2023年2月27日
それでも生きていこう -
2023年2月27日
鉛色の日々 心境に変化
2023年2月27日
鉛色の日々 心境に変化 -
2023年2月27日
終わらない抗がん剤
2023年2月27日
終わらない抗がん剤 -
2023年2月19日
再び大手術してもなお
2023年2月19日
再び大手術してもなお
Copyright 2022 ライフ・ケア有限会社 All right reserved.