一定期間内に死亡した場合に保険金を受け取れる「定期保険」や入院費などをカバーする「医療保険」では、保険料は戻ってこない。貯蓄に似た商品も。契約から満期までに死亡しなくても満期保険金がたまる「養老保険」、何歳で死亡しても保険金が出る「終身保険」(途中解約すればお金が戻る)などだ。ただ養老保険も保険料から人件費など手数料を差し引いて運用するため、全額が積み立てられるわけではない。満期保険金は、払込総額を下回ることもある。現在、生命保険を運用している標準利率は1.5%。来年4月以降の契約から1%になる予定で、貯蓄性は薄れる。(10月3日 朝日新聞)