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2019年3月22日 (金)
カテゴリ:通院で治療する重粒子線がん
九州国際重粒子線がん治療センター「サガハイマット」(佐賀県鳥栖市)は、「心と体にやさしいがん治療」を目指し、治療患者数は約5年半で3千人を超えました。前立腺がんと頭頸部腫瘍の一部が新たに公的医療保険の適用になり、ますます身近になった重粒子線がん治療について、患者さんと向き合う医師3人に、紹介していただきました。<野元>重粒子線がん治療は、重粒子線を光速の約70%まで加速し、がん病巣に集中的に照射する放射線治療の一種です。従来のエックス線やガンマ線などは、照射すると体の表面近くで放射線量が最大となります。これに対し、重粒子線は、体のある一定の深さで放射線量がピークになる特性があり、そのピークを調整することで、がん病巣を狙い撃ちすることができます。<末藤>重粒子線は、がん細胞に対する殺傷能力(生物学的効果)がエックス線などの約2~3倍高いのも特長です。そのため1回の照射で得られる効果は大きく、少ない照射回数、短期間での治療が可能です。<戸山>治療対象は、限局性の固形がんです。白血病など血液のがんや不規則に動く胃や大腸などの消化管、広範囲に転移が広がっているがんの場合は、手術や抗がん剤などの治療法が優先されます。なお、現在の治療対象は、頭頸部、食道、肺・縦隔、肝臓・肝内胆管、すい臓、腎臓、骨軟部、前立腺、直腸(手術後の骨盤内再発)、子宮のがんです。3月21日 朝日新聞 広告特集より
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