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2019年7月30日 (火)
カテゴリ:重複がん 知るところから 同時または前後して別々の部位に発生
一生のうち、ほぼ2人に1人がかかるといわれるがん。多くの人ががんを経験するなら、同じ人が異なる場所に複数のがんを抱えたとしても不思議ではありません。そんな「重複がん」は、実態がまだよくわかっていません。どう向き合えばいいのでしょうか。
横浜市で産婦人科診療所を運営していた佐藤宏樹さんは、1013年10月に検診で胸部のX線検査を受けたのがきっかけに肺がんが見つかり、手術を受けた。自身の父親と兄が大腸がんを経験していたこともあり、手術を受けた病院に大腸の内視鏡検査などもしてくれるよう頼んだ。だが結局、検査は行われなかったという。17年になって、全身に倦怠感を覚えてCT検査をすると、肝臓にがんが見つかった。後に、がんは大腸からの転移だとわかった。もう手術はできない段階で、抗がん剤も効果がなかった。重複がんに関しては医師の間でもまだ意識が低く、「自分の担当するがんさえ治療すれば」という意識になりやすい。一般の人に向けての重複がんの情報もまだ少ない。佐藤さんはそう感じた。「重複がんについて多くの人に知ってほしい。そして、自分と同じような経験をする人が少しでも減ってほしい」佐藤さんは今年5月の取材でそう語った。がんの症状が進み、佐藤さんは6月19日に亡くなった。64歳だった。7月27日 朝日新聞 がん新時代 がんとともにより
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