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2019年12月18日 (水)
カテゴリ:がん予防切除 保険適用へ 遺伝性患者 乳房や卵管・卵巣
将来がんになるリスクを下げるため、遺伝性の乳がんや卵巣がんの患者が予防的に、がんのない方の乳房や卵管・卵巣を切除する手術に、来年4月から公的医療保険が使える見通しになった。13日の中央社会保険医療協議会(中医協=厚生労働相の諮問機関)に方針が示され、大筋で承認された。対象は、BRCA1やBRCA2という遺伝子に変異があり、遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)と診断された、乳がんや卵巣がんの患者。家族にこれらのがん患者がいることも要件で、国内に数千人いるとされる。この変異がある人は生涯で乳がんになる割合は40~90%と、日本人全体の9%と比べて高く、卵巣がんになる確率も高い。切除や乳房再建のほか、遺伝子検査、遺伝カウンセリング、切除を希望しない患者向けにがんが発生していないかをみるMRIや超音波の検査も保険対象とする。予防切除は、乳房なら再建も含めて100万円~200万円程度かかり、保険適用を求める声が患者らから上がっていた。一方、がんを発症していないHBOCの人が受ける遺伝子検査や切除は適用外もままだ。2013年に米俳優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、がんになる前に両方の乳房を切除して話題になった。こうした手術への保険適用を求める声もあったが今回は見送られる。12月14日 朝日新聞
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