-
2019年1月6日 (日)
カテゴリ:手術の選択肢が増えより低侵襲となった肺がん外科治療
外科手術の対象となる肺がんは、がん細胞が遠隔転移する前のステージ1~3Aまで。以前は開胸手術が一般的でしたが、現在、腋窩下部に開けた三つの穴から胸腔鏡下手術(3ポート法)が主流になっています。一方、少し複雑な操作が必要な場合は、腋窩の前方を切開して術者の片手を挿入し、胸腔鏡で視野を補う「前方腋窩切開法」が選択されます。開胸手術の一種ではあるものの、切開幅は12~15cmほどなので術後の回復は胸腔鏡下手術と大差なく、直接手を動かせる分、出血時などの安全性が高い方法です。昨年4月には、肺がんに対する「ロボット支援下手術」が保険適用で行えるようになりました。安全性・有用の証明はこれからですが、将来、より複雑な手術にも応用できる可能性があるでしょう。画像診断の進歩に伴い、非常に小さな病変も発見できるようになったことで、特殊なX線撮影装置を応用する「術中同定法」という技術が生まれました。また、太い気道が腫瘍で塞がるのを防ぐため、レーザー焼妁とバルーンによる気道拡張、ステント留置で気道を確保する「インターベンション治療」を行い、抗がん剤による化学療法や放射線療法につなぐ方法も用いられています。1月4日朝日新聞・広告特集より
-
2020年12月22日
ゲノム医療 治験に参加
2020年12月22日
ゲノム医療 治験に参加 -
2020年12月19日
ゲノム検査に望みかけ
2020年12月19日
ゲノム検査に望みかけ -
2020年12月17日
防護徹底し診療続ける
2020年12月17日
防護徹底し診療続ける -
2020年12月14日
働く患者向け 診療時間を延長
2020年12月14日
働く患者向け 診療時間を延長 -
2020年12月12日
アダプティブ照射
2020年12月12日
アダプティブ照射 -
2020年12月11日
陽子線 正常組織守りつつ集中攻撃
2020年12月11日
陽子線 正常組織守りつつ集中攻撃 -
2020年12月9日
進化する放射線治療
2020年12月9日
進化する放射線治療 -
2020年11月28日
得た力を生かして
2020年11月28日
得た力を生かして
Copyright 2020 ライフ・ケア有限会社 All right reserved.