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2020年2月16日 (日)
カテゴリ:「アンジー」契機に
予防切除が知られるようになったのは、米国の俳優アンジェリーナ(アンジー)・ジョリーさんが13年、HBOCのために、がんになっていない左右の乳房を切除したと公表してからだ。「生涯でがんになるリスクは87%」と医師から告げられ、リスクを減らすために手術を受けた。その後、卵管・卵巣の予防切除を受けたことも明らかにした。米国では希望者が急増し、「アンジー効果」と呼ばれた。HBOCの人ががんになってないもう片方の乳房をとると、乳がんになるリスクが10分の1以下になる。卵巣の予防切除をすると、卵巣から女性ホルモンが出なくなって卵巣がんだけでなく乳がんにもなりにくくなり、全体の死亡リスクは6割減るとされる。太宰さんも、11年に乳がん手術を受けた際、予防切除を希望した。だが公的医療保険の適用外で、予防切除をすると、乳がん治療もすべて自己負担になってしまう。体験者も見当たらず、無理だとあきらめた。ジョリーさんの選択を知った太宰さんは、「ほかのHBOCの患者はどうしているんだろう」と思い、14年5月、HBOCの当事者会「クラヴィスアルクス(虹色の世界を開けるという意味)を立ち上げた。少しづつ会員は増え、今は北海道から九州、米国まで8カ所に支部ができた。2月2日 朝日新聞 プレミアムAより
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