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  • 2020年3月2日 (月)

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    麻薬の不安 身に染みた

    東京都の緩和ケア医、行田泰明さん(59)は2014年2月、非常勤の職場で受けた内視鏡検査で食道がんとわかった。たくさんのがん患者と接してきたが、自分のことは考えたことがなかった。かつて勤めたこともあるがん研究会の有明病院(東京都江東区)で治療を受けることにした。検査の結果、リンパ節にも転移があり、最も早期の0から4まであるステージのうち、3だった。5年生存率は40%といわれた。行田さんの状態だと、抗がん剤のあとで手術をするのが標準的だった。入院し、まず2種類の抗がん剤の点滴を受けると、副作用の口内炎が起きた。口の中がただれて真っ赤になり、痛みがきつくてご飯を食べるのもつらかった。こんな場合は、即効性の医療用麻薬を食事の30分ほど前に飲むと痛みが和らいで割と楽に食べられる。専門家として、そのことはわかっていた。でも、麻薬を使うことに抵抗感があった。別の消炎鎮痛薬で症状を抑えた。痛みの治療に使う限り、医療用麻薬に危険はない。そう説明してこれまで多くの人に使ってきた。それでも、患者は麻薬を使うことに不安を抱き、躊躇する。その気持ちが初めてわかった。抗がん剤治療を終え、4月に手術を受けた。食道がんの手術は一般に、胸や腹、首を切開する大がかりなもので、体への負担が大きい。ただ最近は、胸のわきや腹に数か所ずつ穴をあけてカメラや器具を入れ、外から操作する「鏡視下手術」が広まってきていた。行田さんが受けたのもこの手術だった。術後も痛みはほとんど感じず、驚くほど楽だった。麻酔科医として病院に勤めていたころは、こんな手法はなかった。医学の進歩を感じた。ただ、手術で縫い合わせた食道と胃の一部がはがれて炎症が起きた。手術の影響で、逆流してきた胃液などが気管のほうに入ってしまって起こる誤嚥性肺炎にもなった。3週間の予定だった入院期間は2カ月に延びた。心配していた「食道壁の中での転移」はなかった。これがあると、その後の経過は厳しいだろうといわれていた。職場復帰をめざし、入院中から歩行訓練に力を入れた。2月25日 朝日新聞 患者を生きる 緩和ケア医のがん2より

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