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2019年5月1日 (水)
カテゴリ:食べる・話す 生活の質に影響
(口腔がんの)治療は、がんを切除する手術が中心になる。舌を部分的に切除する場合だと1週間程度の入院が必要になる。首のリンパ節も切除する場合は、入院が2週間以上になることもある。舌を大きく切除する場合は、腹や太ももの筋肉を移植して再建することもあるが、リハビリをしても元のように舌を動かすことは難しくなる。東京歯科大の片倉明教授(口腔外科)は「舌の部分を切ると、生活の質が大きく落ちる。そうならないために早く見つけることが大切」と話す。口の中の異常なので、鏡に映すなどすれば自分でも見つけやすい。舌の表面の細胞は約2週間で入れ替わるので、口内炎になっても2週間程度で治ることが多い。それ以上、症状が続く場合は要注意だ。東京歯科大は口の中の傷が治らない、白いできものがあるなど注意が必要な症状のリストを作り、配っている。口腔がん治療は、口腔外科のほか咽頭がん、喉頭がんを扱う耳鼻咽喉科でもしている。耳鼻咽喉科医からなる日本頭頚部外科学会の理事で、東京医科歯科大の朝陰孝宏教授は「口腔がんは、早期でも肺などに転移することがある全身の病。頭頚部がんの専門医がいる施設で治療を受けるのが望ましい」と話す。 4月24日 朝日新聞 医療より
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