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2019年6月10日 (月)
カテゴリ:「知るは力」夫の遺志継ぎ発信 患者会を運営する轟浩美さん
難治がんの一つ「スキルス胃がん」の患者会の理事長を務め、医師らを招いた勉強会を積極的に開く轟浩美さん(57)。2016年に亡くなった前理事長で夫の哲也さん(当時54)の闘病を支えた日々と、患者会活動について聞きました。◇
夫は13年の12月、スキルス胃がんと診断されました。その1年前から何度も胃の不調を訴えて胃カメラなどの検査も受けていたのに、見つかりませんでした。表面の粘膜の状態からは発見が難しく、治りにくいがんだと後になってわかりました。そんながんがあると知っていたら、違う行動をとっていたことでしょう。診断後、科学的根拠のない民間療法に走った時期もありました。私の気の済むように、と夫は私が勧めるニンジンジュースをしばらく飲んでくれました。でも「頼むから科学的なことを理解してくれ」と言われ、大学病院が主催する勉強会に参加するようになり、目が覚めました。わらをもつかむ思いだからこそ科学を読み取る力を付け、現実と向き合う必要性があると知りました。「知ることは力になる」と夫は旅立つ20日前まで、患者が正確な情報を知る重要性を伝えようと講演を続けました。今年は医師を招いた勉強会を大阪など全国10カ所で開きます。一人でも多くのがん患者が、あふれる情報に惑わないよう発信を続けたいと思います。5月25日 朝日新聞 がんインタビュー がん新時代より
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