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2019年1月14日 (月)
カテゴリ:扁平苔癬
久留米大で治療を受けた口腔がんの方について、C型肝炎ウイルスの感染状況を調べてみると、4人に1人が感染していました。この感染率は食道がん、胃がん、大腸がんの方と比べても高く、全国調査でも証明されました。また、口の中にがんができる方の中には、例えば舌がんと胃がんのように、異なる臓器に同時にがんができる場合があります。これを多重複がんといいます。C型肝炎ウイルスに感染していると、多重複がんを発症する倍率が高いことも分かっています。肝炎の方は、肝硬変に病気が進んでしまうかも知れない、肝臓がんになったらどうしよう、と考えがちですが、ぜひ他のがんにも目を向けて、がん検診を受けましょう。口の中にあらわれる肝外病変の一つに、扁平苔癬(へんぺいたいせん)があります。この病気は治りにくく、長年にわたって炎症が続いた後、悪化してがんになることもあります。C型肝炎ウイルスに感染している型は、感染していない方よりも、扁平苔癬ががんになりやすいことも分かっています。扁平苔癬と診断されたら、口の中を清潔に保ち、薬物療法で悪化を防ぐこと、そして1年に3~4回は定期検査を受けることが大切です。(朝日新聞)
DATE: 08/20/2009 09:09:38 AM
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