交通事故や脳卒中などで脳が傷つき、記憶力や注意力が低下する「高次脳機能障害」の人を支援する拠点機関が、この1年間で広がりを見せている。「見えない障害」と言われ、支援の遅れが指摘されていた。この機関は昨年1月1日時点では26都道府県37箇所だったが、今年3月1日時点で41都道府県54箇所にまで増えた。高次脳機能障害の人は全国に30万人程度とされている。(朝日新聞)