新しい自分を感じて
乳がんの骨転移とみなして治療を受けながらも慌しい毎日は続いた。嘆き悲しむ暇などはない。涙は家族の前ではなるべく見せないようにしている。なぜなら家族も私と同様、私が病んだことによって深い悲しみの中にあると思うから。私が泣くと娘が泣く。みんなが暗闇のふちを歩かねばならない。それを見ると私も落ち込む。ただでさえ家族や周りに対して「病気になってごめんね」という思いでいっぱいなのに、暗い雰囲気が漂うと、これは自分がもたらしたのだと責められているようにも感じ、さらに落ち込む。悲観的な自分でいるのは悪循環なのだ。それだけは避けなければと思う。ジャーナリストの鳥越俊太郎さんも講演で「生きるという支えは家族。それはもちろんだけれども、最終的な支えは自分自身」と言われた。がんと闘うには、自分がもう駄目だと思ったらそこで終わると。本当にその通りだと思った。検査のたび死の宣告を待たされているような気持ちになり、結果を聞き、突き落とされ、それでも「生きたい」 「生きなければ」とはい上がる。がん患者はいつもその極限の選択、極限の思い、そして極限の「生」を突きつけられる。このぎりぎりの「生」の中で、命、生きるということの尊さを心底感じさせられる。(西日本新聞・『生きてる』より・西冨貴子)
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