C型慢性肝炎の人は、肝硬変や肝がんにならないうちに、インターフェロン(注射薬)を使った治療でC型肝炎ウイルスを排除することが原則です。インターフェロン治療は1992年に始まりましたが、治療法は大きく進歩しています。まずリバビリン(飲み薬)と併用すると効果が高まることが分かりました。その後、それまで週3回必要だった注射が週1回ですむペグインターフェロンも使われるようになりました。現在ではペグインターフェロンとリバビリンの併用療法が、標準の治療法として定着しています。(朝日新聞)