家族考え肛門温存術
健康診断をきっかけに直腸がんと診断され、2006年4月に防衛医大病院に入院した埼玉県所沢市の高垣諭さん(41)は、手術法を迷っていた。早期がんか、進行がんか。手術前の判断は難しかった。高垣さんのがんは、肛門の括約筋の上端から1センチほど上にあった。進行がんなら直腸とともに肛門も切除し、腹部に人工肛門を作る手術が必要になる。「まだ標準的な治療ではありませんが」。上野秀樹講師(46)が切り出したのが、直腸は全摘するが、肛門の括約筋を一部残す温存術だった。ただ、肛門温存術は、がんを取り切っても、直腸の便をためる機能がなくなる。1日10~20回の排便となる可能性があった。早期がんの場合は、肛門から電気マスを入れ切除するという方法もあった。ただ、直腸や肛門は残せるが、再発の可能性も残るという短所があった。高垣さんは「家族のためにも絶対に死ねない」と考えた。一方、人工肛門を作れば排便障害は避けられるが、子どもと水泳や風呂で一緒に過ごしたい。妻も同じ考えだった。「排便障害が残っても一緒に頑張って乗り越えよう」。家族で出した結論は、早期がんでも進行がんでも、肛門温存術だった。(朝日新聞・患者を生きる・がんと就労・トイレマップ より)
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