なぜ死の前日まで詠み続けたのか
なぜ人は死の直前まで自分を見つめ、表現し、記録しようとするのだろうか。実は私の妻、歌人の河野裕子は乳がんで昨年死去したが、彼女は死の前日まで歌を作り続けた。鉛筆を持つ力が無くなると、口述筆記で家族の誰かが歌を記録した。それらの歌は彼女の最終歌集『蝉声』(青磁社)にまとめられた。なぜそうしてまで歌を作り続けるのか。解けない謎ではあったが、最近になって、、それは最期の瞬間まで、いかにしたらもっとも自分らしく生きれるかを本気で考えた末の行為だったのだろうと思うようになった。戸塚洋二の場合も河野裕子の場合も、もっとも自分らしい最期を全うするために、他の誰のためにでもなく、一方は科学者として、一方は歌人としての短歌を残していったのだろうと思うのである。(朝日新聞)
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