術前に抗がん剤を始める利点
術前に抗がん剤を始める利点は、主に二つある。一つは、腫瘍が大きくて乳房の温存が難しい場合でも、薬を使って腫瘍が小さくなれば、乳房を温存できる可能性が出てくる。摘出する範囲が小さくなれば、手術がそれだけ安全にできるうえ、胸の形もよりきれいに残せる。ハーセプチンの術前治療の治験では、73.2%が温存できた。もう一つは、乳房の腫瘍に直接、触れて変化がわかるので、薬の効果が実感できることだ。患者が最後まで治療をやり遂げやすくするという効果もある。明石さんは「腫瘍をみて効果がないと判断すれば、別の薬に変更したり、手術に切り替えたりと、患者さんに合った治療の選択ができる」と話す。ただ、ハーセプチンによる治療は、公的医療保険を適用しても治療費は高額になる。標準的な治療では3週間に1回の1年間続ける。治療費は所得にもよるが、一般所得(標準報酬月額53万円未満)の場合、高額療養費制度を使っても月に約5万円、計約60万円かかる。また、術前の治療で腫瘍がほとんど見えなくなるため、腫瘍の取り残しをなくすには手術が難しくなるという問題もある。増田さんは「小さくなったがんを確実に取ることは、通常の乳房の温存手術より難しい。どんな手術なのか、経験のある乳腺専門医によく相談して欲しい」と助言している。(2011年9月20日 朝日新聞)
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