愛知医大病院の傷みケアセンターは、複数の診療科が連携し、ストレッチ体操や漢方薬治療なども採りいれる。牛田享宏部長は「患者と信頼関係を築くことが何より重要」と語る。厚生労働省はこれまでの副作用情報すべてを追跡調査し、来年2月末までに報告するよう医療機関などに求めている。その結果を踏まえ、積極的な推奨を再開するか議論する見通しだ。川名敬・東京大准教授(産婦人科)は、ワクチンの安全性調査と副作用が起きた場合の支援態勢の充実を前提に、「ワクチンの利点も知った上で、接種するかを判断してほしい」と話す。(12月23日 朝日新聞)