治験中に重大な副作用が起きたときは、治験を実施する製薬会社は国に報告し、必要に応じて治験の見直しをする。副作用と認定されれば、その治験にかかる費用は製薬会社が負担する。女性が治験に参加中の「LDK378」という薬は、参加した2013年3月には2相だったが、いまは3相に進んでいる。治験の情報は、受診している病院から得る患者が多い。ただ厚生労働省の「『治験』ホームページ」や国立がん研究センターの「がん情報サービス」などのサイトからも、治験の情報を探すことができる。(3月8日 朝日新聞 患者を生きる 肺がん より)