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  • 2020年3月6日 (金)

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    笑顔の裏に涙 知った

    東京都の緩和ケア医、行田泰明さん(59)は2014年秋、食道がんの手術から半年ほどたち、医師としての社会復帰をめざしていた。だが、いったん決まりかけた病院への就職話が立ち消えになり、無職の状態が続いていた。そんなころ、「うちで働きませんか」と声をかけてくれたのが、以前からの知り合いで、在宅医療をする「わたクリニック」(葛飾区)理事長の渡辺淳子さん(66)だった。わたクリニックでは、常勤医らの勤務条件を「週に3日以上」として、あとの時間は研究でも子育てでも、好きなように使ってもらう方針にしていた。したいことを我慢して仕事にすべて捧げるより、好きなことも一緒にやったほうが、人生は豊かになり、それがケアの質にもつながる。渡辺さんはそう考えていた。緩和ケア医として実績のある行田さんが来てくれることは、クリニックにとってもメリットだった。抗がん剤や手術を受けて体力が落ち、定期的に検診を受ける行田さんにとって、平日に休めるのは都合がよかった。出勤日でなくても、患者に何かあれば問い合わせの電話は鳴るし、出ていくこともしばしばだ。それでも、無理をせずに働けている。昨年4月、手術から5年を迎えた。一区切りではあるが、再発の不安はいまでも消えない。落ちた筋肉は十分には戻らず、階段でふらついたりもする。患者が「変わりありません」というとき、以前は「いい状態が続いているんだな」と思っていた。本当は、「つらさが変わらずに続いている」のを意味することも多いのだと実感する。患者の笑顔の裏には、その何百倍もの涙がある。自分もたくさん泣いたから、それがわかる。本人が望むほうに向かって歩けるよう、そっと肩を差し出して支える。「あなたのためだ」と理由をつけ、医師に都合のいいように患者を背負うようなことはしない。以前から、そんな姿勢を心がけてきた。がんを経験し、その思いが一層強くなった。「がん患者さんの気持ちがだれよりもわかる緩和ケア医」。自分はそのひとりだ。いまは自信をもって言える。2月27日 朝日新聞 患者を生きる 緩和ケア医のがん4より

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