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  • 2023年2月16日 (木)

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    30センチ開腹し腫瘍を摘出

    腹膜偽粘液腫という珍しい病気と診断された溝口慎也さん(51)は2016年8月、国立国際医療研究センター病院(東京)に入院し、手術を受けた。30センチほどおなかを切り、腹膜や大腸の一部、脾臓、胆嚢などをとった。おなかにはがん細胞が散らばっていたため、その後、温めた抗がん剤でおなかの中を洗い、閉じた。9時間近くかかった。抗がん剤で洗う手法は保険適用外だ。ただ保険診療と併用できる先進医療の枠組みで受けることができ、一部に保険が適用された。手術後、大腸肛門外科に当時いた矢野秀朗医師(56)と、合田良政医師(47)から説明を受けた。「目で見える腫瘍はすべてとり、化学療法も予定通りできました」だが病理診断の結果、がんの中でも悪性度が高い「印環細胞」が含まれていたことがわかった。印環細胞があると、5年生存率は50%、10年生存率は10%というデータがある、と溝口さんは知っていた。「悪性度も高いとは」。がっかりしたが、「腫瘍はとれたのだら」と気持ちを切り替えようとした。入院中は、六面立体パズルをそろえたり、落語を聴いたりして気分転換した。ただ、術後は食事がとれずに苦しんだ。胃腸の動きが悪くなり、スプーン一杯のごはんを食べるのがやっとだった。体重は手術前と比べて13キログラムも減った。くしゃみをするだけで手術跡に激痛がはしった。福岡にいる子どもたちとは会えない日々が続いていた。入院中に上京した妻は、当時小学3年生だった長男の手紙を持ってきてくれた。「ぱぱ はやくかえってきてね」。よく一緒に遊んだ小学校の校庭の絵とともに、メッセージが書いてあった。「寂しがっているだろうな」。2人が作ってくれたお守りを点滴スタンドにかけ、時折眺めて過ごした。「早く退院したい」。落ちた体力を戻そうと、点滴スタンドを支えに病院の廊下を往復した。1日に数時間、歩く日もあった。9月中旬、退院して福岡の自宅に戻った。数か月かけて、減った体重の半分ほどを戻した。2月10日 朝日新聞 患者を生きる いま死ぬわけには②より

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