主ながんの術前リハビリテーションの対象は、食道がん⇒呼吸機能の低下、のみこみがうまくできない嚥下(えんげ)障害。肺がん⇒呼吸機能の低下。 胃がん、肝臓がんなど消化器がん⇒呼吸機能の低下。舌がん、口やのどのがん⇒嚥下障害、話す時にうまく発音、発声できなくなる、肩が動かなくなる。 乳がん⇒肩が動かなくなる、腕が腫れるリンパ浮腫。 子宮がんや卵巣がんなど⇒足のリンパ浮腫。 骨や軟骨などのがん⇒足の手術の場合は歩行障害、手の場合は手の機能障害。 脳腫瘍⇒手術する場所によって運動まひや失語症など。 血液がん(骨髄移植をする場合)⇒体力低下、寝たきり。 (朝日新聞)