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  • 2023年7月11日 (火)

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    いろいろなものを食べようと調理法で工夫

    放射線治療で、食べたものが食道や胃にしみるように感じてうまく食事がとれなくなったときに私が心がけたことは、少しずつでもいろいろなものを食べようということでした。肉や魚や野菜を細かく切ってだし汁などで味付けして寒天やゼリーで固めたり、具だくさんの雑炊にしたりすると、少量でもいろいろなものを何とか食べることができました。
    抗がん剤治療でも、吐き気をはじめ胃腸の不快感がしばらく続きました。白いご飯や魚の匂いがだめだったので、いろいろな調味料で味付けしたり炊き込みごはんにしたり雑炊にしたりすると何とか食べることができました。また、魚は蒸したものをサラダなどに入れたり、野菜やきのこを入れて寒天やゼリーで固めて冷たくしたりすると、匂いもあまり感じることなく食べることができました。また、とろみをつけると、口あたりがよく、匂いを気にしないでのみ込むことができました。

    「患者必携 がんになったら手にとるガイド 普及新版」(2013年)より  出典元:国立がん研究センターがん情報サービス

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